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2008年07月14日
明治製菓(2202)、血糖値を高めない甘味料を開発 7月から商品化
2008年07月14日 14:23 | 解説・ニュース
【明治製菓(2202)】は6月14日、食べても血糖値が上がらないという甘味料「GF2」(正式名:1-ケストース)を開発したと発表した(【発表リリース】)。砂糖を原材料に作られており、これまで似たような用途で利用されていたオリゴ糖と比べ純度が高く、砂糖と同じように使えるのがポイント。味も砂糖と同じようなものだという。糖尿病患者に用いるだけでなくダイエットを試みている人向けなど、さまざまな用途が期待されている。
リリースによれば「GF2」はフラクトオリゴ糖の一成分であり、健常者だけでなく糖尿病患者に対しても血糖値に影響を与えないことが今回実験によって明らかになった。これによりGF2は「砂糖を材料としながら砂糖のように血糖値に影響を与えることがない」、新しい甘味素材として大きな可能性を持つことが明らかになったという。
GF2が血糖値に影響を与えないのは、糖の成分を栄養分として取り込む働きを持つ小腸で、GF2が消化吸収されないため。血糖値が上がらないので糖尿病患者で問題視されているインスリンの分泌を促がすことがない。また、整腸作用・ミネラル吸収促進作用など、従来のフラクトオリゴ糖の成分をも持っている。
GF2の特徴は次の通り。
・砂糖に近い甘みで、砂糖代替に違和感がない
・高温に強く冷水にもよく溶けため、広く料理に使える
・メイラード反応(アミノ酸の褐色化)による着色を起こさない
・結晶化されているので吸湿性を持たない
・カロリーは砂糖の半分
まさに夢のような甘味料といえる。
明治製菓ではGF2を用い、糖尿病患者やその予備軍をメインターゲットとし、さまざまな新商品を開発していくという。また食品の素材として、食品メーカーや外食チェーン店などを対象に、業務用製品としての展開を検討していく。2009年3月期で30億円の売上を目指すという。販売価格は300グラムで3000円前後になるとのこと。
今GF2が速報としてメディア上に流れたのは6月15日だが、市場の期待度は高く、(市場全体が上げ調子であったにしても)6月15日の同社株価は一時前日終値比45円高の565円をつけている。具体的な商品として市場に流通し、その売上が明治製菓そのものに大きく貢献することになれば、その期待に大きく応えてくれることだろう。
(今記事はGarbagenews.comにおいて2006年6月に掲載されたものを加筆修正したものです)
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