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2008年07月19日
アメリカ空軍パイロットの59.8%は●●●●
2008年07月19日 14:52 | 解説・ニュース
【AirForceTimes】が伝えるところによると、アメリカ空軍のパイロットのうち実に59.8%が「太り気味」であるという判定を受けたことが明らかになった。さらに13.4%は「臨床的な肥満状態」とのこと。空軍パイロットといえば映画などで登場する「スマートで筋肉質で格好いい」イメージが強いが、現代病の一つとされる「肥満」はこの分野にも浸透しつつあるようだ。

調査年代別BMI値比率変遷。「太り気味」判定を受ける25.0以上は61.5%
表からも分かるように、2005年の時点で「太り気味」判定を受けているパイロットは61.5%。うち「肥満状態」判定を受ける30.0以上は13.8%にのぼっている。別の統計データが【こちらに記載されている】が、これによると
■「太り気味」判定
・20-25歳……48.6%(8.7%)
・26-34歳……63.6%(13.6%)
・35歳以上……73.9%(19.8%)
・全体で……59.8%(13.4%)※カッコ内は「肥満状態」判定率
と歳を経るごとに肥満状態な人の割合が増えているのが分かる。先の「映画に出できそうな」パイロット、男性20-25歳で区切って見ても、54.2%が太り気味・9.7%が肥満体という計算。トム・クルーズライクな空軍パイロットを探してみると、10人に1人が肥満型トム・クルーズに出会ってしまうということになる。あまり想像はしたくない。
アメリカ空軍側でもこのような状況に苦慮しているようで、4年計画でダイエットプロジェクト「fit to fight」を実行。しかし成果は上がらず、表のように「太り気味」パイロットは増加の一途をたどっている。そこで空軍では今後、さらに厳しいダイエット作戦を実施する予定。
具体的には食事の量はもちろん、内容的にも栄養学上考慮されたものを提供。さらに「日常食べる食品のラベルをしっかりチェックしよう」「日常生活に運動を取り入れよう。例えばタクシーを使わずに歩いたり、エレベーターではなく階段を使おう」など、通常のダイエットと同じような指導まで行われる。そして極端な事例の場合には、パイロット任務から外すことも考慮しているとのこと。もっとも空軍内施設でも「太りやすい」といわれているファストフードを提供する機会が多いことから、根本的な改革が求められているようだ。
最近では特にMen's Healthなどの記事から、アメリカの食生活のダイナミックさなどを紹介している。それでも「アメリカの軍人」には(例のダイエットビデオの件もあり)一様にたくましい身体を持っていたとしても「肥満体」「太り気味」とは無縁のようなイメージが強かった。ところが実際には「現代病」「ぜいたく病」ともいえる肥満(今流行りの言葉で表現すれば「メタボリック症候群」)は、彼らの間にも浸透してるようだ。
ちなみにアメリカ海軍の場合はもっと深刻で、17%が肥満体判定、62%が「太り気味」とのこと。今やアメリカ軍にとって最大の敵は「肥満」なのかもしれない。
(今記事はGarbagenews.comにおいて2008年4月に掲載されたものを加筆修正したものです)
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