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2009年01月03日
インフルエンザ流行中はダイエット厳禁!?
2009年01月03日 09:21 | 解説・ニュース
【BBC NEWS】が伝えるところによると、「カロリー制限をした実験用マウスは、通常の食事を与えられたマウスに比べ、インフルエンザへの抵抗力が弱い」との調査結果をアメリカの研究チームが明らかにしたことが分かった。研究チームでは「(風邪やインフルエンザなどで)熱が出たときには食事をひかえるように(starve a fever)」ということわざとは逆に「熱が出たときには食事をしっかり取るように」と言及している。
これはミシガン州立大学のElizabeth Gardner教授らの研究チームの研究結果によるもの。ミネラル分とビタミンを十分に与えたものの、カロリーが必要量に達していない(通常の4割程度)実験用マウスでは、インフルエンザと戦うのに必要なキラー細胞が必要量生産できないことが判明した。そのような状況下におかれたマウスでは、インフルエンザで死にそうになったり、回復するまでに(普通のマウスと比べて)時間がかかり、病弱になったりやせたものも多く見受けられた。
今研究結果を元に教授らは「(インフルエンザの)ウイルスと戦うにはカロリーを十分に取り、対抗するだけの十分な体力を備えているのが必要。その方が回復も早く影響も少ない。」と結論付けている。さらに「暖かくなってインフルエンザの流行が収まるまで、たとえワクチンを打った人でもダイエットはひかえるべきだ」と警告している。「もし感染したウイルスが、今までにかかったことがある(=免疫を持つ)型のものでない場合、体内では『はじめての感染』と見なして抗体を作らねばならない。その時にダイエットをしていると体力が不足しているため、十分な抗体を作るのに時間がかかるので、治癒までに時間がかかってしまうのだ」。
もちろんこれは「ダイエットをするな」ということを意味しない。1年のうちインフルエンザが流行する4か月間を避け、残りの8か月間でダイエットをすれば良い。
考え直してみれば、まさに「おっしゃる通り」の話で、ダイエットは多かれ少なかれ「現状の」取得栄養分を削り取るのが常というもの。本人の意識としては「余分なもの」かもしれないが、身体自身にとっては「必要なもの」の可能性もある。いくら体重を減らしてスリムになっても、それが健康を害した結果であるのなら、元も子もないお話。
元記事によるとイギリスでは今冬、インフルエンザが大流行しているとのこと。日本でも大流行のきざしが見え、すでに厚生労働省では「流行宣言」が出されている。健康のためのダイエットで、インフルエンザを発病して不健康になったのでは笑うに笑えないというものだ。
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