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2009年06月20日
いつも腹ペコ、でもそれ正常なの?
2009年06月20日 10:11 | 解説・ニュース
美味しいものに出会った時や嬉しい時、食べ放題の店に入った時など、ついつい食べ過ぎてしまうことは誰にでも経験があるはず。しかし常に空腹感を持ち、いくら食べても腹が減っているように感じる人は、単純に「食いしん坊」というだけでなく、医学的な問題が生じている可能性がある。アメリカ国立医学図書館(The U.S. National Library of Medicine)の言として【HealthDay】ではこのような状況について、「過食症(Hyperphagia)」「多食症(Polyphagia)」と呼ぶと共に、次のような問題視すべき原因が考えられると指摘している。
・不安感。
・例えばbulimia(過食症)と呼ばれるものも含めた摂食障害。
・妊娠時の糖尿傾向をも含めた糖尿病。
・低血糖(低血糖性反応)。
・月経前症候群(PMS)。
・甲状腺機能亢進症か、グレーブス病などの甲状腺における疾患。
・副腎皮質ホルモンなどのステロイド、一部の抗うつ薬などの薬剤の服用による副作用。
糖尿病と食欲の関係については、例えば【糖尿ドットコム】の説明にもあるように、「空腹命令」を出す脂肪酸が血液中に溶け出すことや、インスリンの低下によって「満腹命令」が伝達されにくくなるなど、脳内への命令にトラブルが生じることで「異常な食欲」が生じてしまうことがある。だからといって食欲が異常に高まってもそれが即糖尿病につながるわけではない。
また、当方(不破)自身も、起きた直後でまだ寝ぼけている時に甘いお菓子を口にした際、つい食べ過ぎてしまう経験があった。これは起き掛けが低血糖状態にあるからなのだろう。また以前内臓疾患をわずらい入院したことがあったが、退院直後の自宅療養時において、ステロイドを処方された時に主治医から「食欲がおう盛になる場合がある」と説明された(実際にはそのような副作用は生じなかったが)。今から思い返してみればこれも、副腎皮質ステロイドの副作用のことを言っていたわけだ。
さらに正確には「不安感」とはややベクトルを異にするが、ストレスによる過食症(神経性大食症)も大きな問題。薬の副作用や糖尿病などの他の病気と異なり、肉体的な疾患を起因としないため、他人から理解されないことも多い。
食べ物をたくさん、美味しくいただくのはとても幸せなこと。しかしそれが実は心身のトラブルを知らせようとするシグナルの場合もある。自他共に、これまでに無いほどの「これはどう考えても食欲がありすぎだよね」という食欲を感じたり見受けられたら、しかるべき機関に相談した方が良いだろう。
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