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| 入院編

今日で入院一週間。病状は改善しているように見えるが、同時に退院まではまだまだ長い事を再認識する。

点滴は最初、毎回針を直接刺していたのだが、回数が多いので差込用の機器を腕に取り付けることになった。点滴や液体の薬の投与の場合、その機器のコックを開けてチューブを刺し込み、身体に流し込む。機器には宇宙船や潜水艦の気圧室と似た仕組みで、ばい菌などが体内に入らないよう緩衝材となる液体の入ったチューブもついている。自分の身体の一部が機械になったようで、気が滅入る。

朝食はご飯、味噌汁、きゅうりのおひたし、筑前煮など。日本の朝食、ここに極まれり。

周囲の病室で空き室がいくつか作られ、空いたところから改装工事が始まった。大規模な工事というよりは、壁の塗り替えなどリフォームのレベルのようだ。ただ、聞こえて来る作業員の話は危なっかしいことが多く、スキルが低いのではないだろうかと不安になる。実際、塗料のシンナーの匂いが自分の病室にまでただよってきた。

昼食はパンにカリフラワー煮込み、なすとトマトと鶏肉の和え物、キウイ薄切り6枚など。

午後にベッドのシーツ交換と共に、今までのベッドに変わって角度が調整出来る電動式のベッドに変えられた。足元の部分の調整が出来るのはありがたい。この機能があると、ベッドから降りる時にかなり楽になるからだ。もっとも、ベッドと床の間の段差を考えると、さらに高さを調整するようなスノコが欲しいかな、とも思う。普通の人には馬鹿馬鹿しい話かもしれないが、足が自由に曲げられないと、こういった単純な動作ですら難儀するわけだ。

夕食はご飯、キンメダイの揚げ煮、海苔の佃煮、コールスローなど。

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