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[8]怠惰な生活からの脱却(自宅療養編〜生活)

| 自宅療養編

先にも書いたが、退院後心がけたことの一つが「清潔な環境作り」。入院中の病院施設のきれいさ、特に水周りが新品同様にぴかぴかだったのにほれ込んでのことだ。不必要なものは片っ端から捨てたり廃品回収に出した。「もしかしたら将来使うかも」として保存しておいたけど今回捨てたものもかなりの数に登る。そしてチェックリストを作って定期的にゴミ出しや清掃をすることをノルマとした。

単純明快で大したことでもないようだが、一つ一つをしっかりとこなしていくだけで、自分の怠惰な部分が薄れていく。そんな気持ちを持つだけで心にはプラスに働くかもしれない。

また、自分に無茶をしないということを前提に、積極的に活動してみるというのも心がけてみた。これまで「後回し」としていたことを片っ端からリストアップし、一つずつ処理していく。クレジットカードの作成、保険の入会の試み、あまり使っていないサービスについて再検討した上での契約内容の変更、ソーシャルネットワークへの参加、主に自分の病気や趣味に関する講習会への出席。細かいことでも再度見直してみると、「後回し」にして結局片付けられていない事柄がなんと多いことか。

それらを順番に片付けていくうちに、自分が少しずつ変わってきたような気分になるから、不思議なものだ。「一皮向けた」と表現するとオーバーかもしれないが、心境的にはそう表現するのが一番適切。

また、入院中につけていた「メモ書きノート」にリストアップしていた「退院後にやりたいこと」も出来る範囲で処理をしていった。結局、未だに片付いていないことや諸般の事情で後回しになってしまうものも多々あるけど、無事に処理できたものが一つ増えるたびに、その事柄の結果だけでなく、多かれ少なかれ満足感を得たのも確かなこと。

思いついたこと、やらねばならないこと、色々なアイディアを心の中に留めておかずにすぐにメモにまとめておく。入院中の「メモ書きノート」のコンセプトは、退院後もパソコン上のメモファイルや新しい「アイディアノート」に引き継がれることになった。この「闘病記録」も、入院中の「メモ書きノート」のまとめを元に、さらに自宅療養中のメモなどの内容を盛り込んで作られている。

「メモ書きノート」「アイディアノート」には、まだ手付かずのアイディアが少なからずある。それらのアイディアの箇条書きを読んでいるだけで、何かわくわくして気分が良くなるだけでなく、やる気もわいてくる。これだけでも自信に結びつくだろうし、結果が出ればその自信は何倍にもなり、堅個なものにもなるだろう。

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