後書き

「不破雷蔵のネフローゼ闘病記〜入院編」は1月13日の退院で一応ピリオドを打つことになります。ただし文中にもある通り、ネフローゼ症候群という病気が完治したわけではなく、2月末までは自宅療養、その後も検査のための通院と薬による治療、食事や行動などの制限を受ける生活が続くことになります。

ネフローゼは完治が難しい病気と言われています。病状が良くなっても、ちょっとした油断ですぐに再発する事例も多々見受けられます。ですが以前と比べるとインターネットの普及により、同じネフローゼで悩んでいる、負担になっている人たちの情報を多数知る事が出来るようになりました。それだけでも励みになり、自分の生活への参考になり、そして人生の活性力になります。

「闘病記〜入院編」が、同じ病気で苦しんでいる人、入院生活に不安を覚えている人、そして自分と似たような性格、情況下におかれていて健康に不安を感じている人たちなどに、少しでもお役に立てれば幸いですし、私自身もとても嬉しさを感じます。