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2008年06月02日
特売状態はお買い得!? サブプラ下落で米銀は「魅力的な株価」・ドバイ政府投資会社語る
2008年06月02日 14:53 | 解説・ニュース
【ブルームバーグ】が伝えるところによるとアラブ首長国連邦(UAE)を構成するドバイの政府系投資会社【イスティットマール(Istithmar)PJSC】の最高経営責任者(CEO)デービット・ジャンクション(David Jackson)氏は12月11日、サブプライムローン問題でアメリカの株価が下落した結果、とくにアメリカ金融機関各社の株価が各企業の実情と比べて「魅力的」な状態にあるとの見方を示した。俗に言う「つられ安」状態にある企業には積極的な「投資」をしていく意気込みも示しているものと思われる。
元記事によるとジャンクションCEOはドバイで開かれた未公開株への投資関連会議の中で、サブプライム問題にゆれる金融市場について「過剰反応が出ている。市場は『まだ価値があるもの』『もう価値が無いもの』を選別していない」と指摘。さらに「アメリカでは一部の不動産株式にも悪い影響が出ている。住宅ローン市場で起こったことに反応している」とコメントした。
その上で同CEOは自らの考えとして、金融サービス業や不動産セクターの銘柄が「鉱工業や消費者関連よりも魅力的」と発言。来年後半以降は利益を上げるため銀行の助言業務に頼る人が増え、これらのセクターのニーズも活発なものになると推測している。
景気動向については先日有力投資家のバフェット氏が【バフェット氏いわく「アメリカ経済は景気後退入りの可能性」】の中で「アメリカそのものが景気後退に踏み込む可能性がある」と言及している。一方で同氏のこれまでの投資傾向から見ると、このような「猫も杓子も投売り」している状態で不当に売り叩かれている株式を廉価で手に入れ、「正当な評価」に戻るのを待つことが多い。つまりジャンクションCEO同様、「不当に評価(=株価)を落としている、魅力的な銘柄」が市場に満ちあふれる可能性が高いこのような時期は、まさに「落ち葉拾い」の機会到来でもあるというわけだ。
注意しなければならないのは、本当に価値の無いものをお宝のようにあがめて「安い買物をした」と喜んでしまうこと。これは言葉通り「安物買いの銭失い」になりかねない。中長期投資を投資方針としている個人投資家にしてみれば、ジャンクソン氏やバフェット氏のように、あくまでも「本当に価値のある、けれども周囲環境に巻き込まれて値が下がってしまっている」お宝銘柄を探し出し、拾い集めたいものである。
(今記事はGarbagenews.comに2007年12月掲載されたものを加筆修正したものです)
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