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2009年06月02日
861のENEOSガソリンスタンドでバイオガソリン一般販売開始
2009年06月02日 05:13 | 解説・ニュース
【新日本石油(5001)】は2009年6月1日から、首都圏を中心とした系列のガソリンスタンドENEOSの861スタンドで、ETBE(エチル・ターシャリー・ブチル・エーテル)を1%以上配合したバイオガソリンの販売を開始した。日本国内におけるバイオガソリン(バイオ燃料)の広範囲な一般販売は初めてのことになる。なお品質・卸価格共に従来のレギュラーガソリンと同等と新日本石油側では説明している(【発表リリース】)。

取扱店の目印
【バイオマス燃料と二つの方式・政府VS石油業界の対立構造と現状をまとめてみる】にもあるように、現在の日本では植物を原材料にした燃料「バイオマス燃料」「バイオ燃料」「バイオエタノール」について、政府主導の「E3」と、石油業界方式の「ETBE」の二通りが並行して開発・展開されている。今回新日本石油が販売を開始したものは後者の方式で、植物などを原材料に作ったバイオエタノールに石油ガスを加えて「ETBE」を創り、それをガソリンに1%以上混ぜて「バイオガソリン」を生成、提供することになる。
石油業界方式のETBE利用によるバイオガソリンの販売は、2009年3月まで実証実験が行われており、今回日本で初めてとなる本格導入は、その実証実験を踏まえてのこと。【ENEOSで6月からETBE方式のバイオガソリン本格展開開始】にも伝えたように2009年4月時点では約1000スタンドの予定だったが、詳細検討の結果販売開始時点では861か所となった。
「バイオガソリン」はカーボンニュートラル(大気中の二酸化炭素総量を増加させないという考え方)効果があるため、排出された二酸化炭素を温室効果ガス排出量として計上しない取り組みが京都議定書で定義されている。
今後新日本石油側では同社のグループ理念である「エネルギーの未来を創造し、人と自然が調和した豊かな社会の実現に貢献」するべく、二酸化炭素排出の少ないガソリンとして、バイオガソリンの販売スタンドを増やしていく考えであるとしている。
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