鍛冶のバルクオーダー

「鍛冶（Black Smith）」は
最初にバルクオーダーが導入された生産スキルです。

鍛冶のバルクオーダーは、
鍛冶（Black smithing）のスキルを持つキャラクターが、
街のお店にいる Blacksmith（鍛冶屋）、Armourer（防具職人）の NPC の
コマンドメニュー（対象をクリック、または Shift + クリック）で受けられます。

鍛冶のバルクオーダーで注文されるのは、
鍛冶で生産可能なアイテムである
２５種類の武器、６種類の盾、１８種類の防具です。

色は Mining（採掘）で収集できる色鉱石のどれかが指定され、
ノーマルも合わせて９種類です。
ノーマル色指定の場合は、色付きのものでも代用可能です。

採掘の難しい色を要求された時ほど、
そのバルクオーダーの難易度は高いと判断されます。

条件としては、
作成の難しい品物で、個数が多く、高品質で、難しい色の要求ほど
報酬も高いランクのものが期待できます。
一方、色指定がなく作成も容易な「武器」は、簡単にこなせる半面、
報酬もあまり期待出来ません。

ただし、鍛冶スキルが 70.0 未満の場合、
NPC から高品質や色指定の注文を受ける事はありません。
スキル 70.0 未満の鍛冶屋は、現在のスキル値で作成可能で、
スキルアップの望めるアイテムが提示されます。
また、ラージバルクオーダー（大口注文）を受ける事もありません。

逆にスキルがGM（100）の場合、
高品質の要求の出る確率が 10％ UP します。

盾はラージバルクオーダーの対象にはなりません。

武器は各種類、
防具は、「プレートメイル（Plate mail）」、「チェインメイル（Chain mail）」、
「リングメイル（Ringmail）」がラージバルクオーダーの対象です。

ラージバルクオーダーには以下の種類があります。

防具でもバシネットなどのその他のヘルムと、
女性用（female）アーマーはラージバルク（大口）の対象外です。

また、2002年7月以降、武器のバルクオーダーも追加されています。
ただし、武器には色付き武器の注文がないため、
防具のラージバルクオーダーよりも報酬のランクは落ちます。

ラージバルクオーダー（Large Bulk Order）には、
そのラージバルクオーダーで要求されている品物・数・品質・色が全く同じ
スモールオーダー（小口）が必要となります。

＝報酬アイテム＝

バルクオーダーの報酬としてもらえるものは３つ、
お金、名声、そして報酬アイテムです。

もちろん、難易度の高いバルクオーダーほど
たくさんのお金、名声が貰え、素晴らしいアイテムが貰えます。

このうち、貰える名声の量は鍛冶スキルによって調整されます。
もし本来の貰える名声の量を 1000 とした場合、
鍛冶スキルが 100 あればそのまま名声も 1000 貰えますが、
鍛冶スキルが 90 しかない場合は 900 しか貰えず、
鍛冶スキルが 50 の場合は 500 しか貰えません。
つまり、鍛冶スキルと同じ割合分しか名声の量は貰えなくなっています。
（これは、完了した DEED を他のキャラに渡して、）
（他のキャラの名声を簡単に上げる方法を是正するためです）

もし最高のものを狙うのであれば、
必然的に色付きのラージバルクオーダーが必要となるでしょう。

報奨アイテムには以下のものがあります。

[ 丈夫な採掘道具 ]

通常よりも耐久力の高いツルハシとシャベルです。
通常の約４倍、200回の使用回数を持っていますが、使い捨てのアイテムです。
報酬アイテムとしては最も低ランクです。

[ 採掘手袋 ]

装備すると Mining（採掘） スキルのアップする手袋です。
採掘と鉱石精製の成功率がアップします。
色には色鉱石と同じ８色がありますが、特に色による効果の違いはなく、革・鋲革の手袋なら革タブで染め直しも出来ます。
使用回数の制限はなく、戦闘で磨耗する以外に破損する事はありません。

[ ガーゴイル ツルハシ ]

2002年7月に追加された新報酬ですが、ガーゴイルが出していたアイテムでもあります。
使用回数は通常の２倍程で約100回前後、その鉱脈よりも１ランク上の色鉱石を採掘できます。
（ノーマルはノーマルのままです。また、最高ランクの青も、青のままです）
そして、採掘中に「鉱石エレメンタル」と呼ばれるモンスターが出現する場合があります！
詳細については、「トレジャーインフォメーション」の「マイン・エレメンタル」のページをご覧下さい。

[ 焼戻しパウダー ]

2002年7月に追加された新報酬です。
武器や防具の最大耐久度を 10 ポイントアップさせる効果があります。
使用回数は 10 回で、これを使えば大切なマジックアイテムを長持ちさせることができます。
（最大値は 255 で、これ以上になると使用できません）

[ プロスペクターズ ツール ]

2002年7月に追加された新報酬です。
鉱山に使うことで、そこで掘れる色鉱石を１ランクアップできるツールです。
使用回数は 50 回、青鉱石の場所で使っても効果はありません。
ノーマルの場所で使った場合は Dull Copper の鉱石になります。

[ 古代ハンマー ]

装備すると鍛冶スキルがアップする、古代から伝わる魔法の鍛冶ハンマーです。
鍛冶アイテムの作成成功率、高品質のアイテムの作成確率がアップします。
通常の鍛冶ハンマーは装備しなくても使えますが、このハンマーのスキルアップ効果はキャラクターが装備していないと適用されません。
使用回数には限度があり、それ以上使うと破損してしまいます。
2002年7月以降、使用回数は 600 に増加しています。

[ 色つきの金床 ]

色の付いた Anvil（金どこ） です。
これはハウスアドオン（家の備品）であり、オーナーが自宅に設置します。
効果は普通の Anvil と同じで、特別なものはなく、一種の内装用アイテムです。
色には色鉱石と同じ８色があります。

名前	効果	備考
Color anvil	色付きの金どこ。 家の備品として DEED で入手。	８種類の色がある。

[ 鍛冶のパワースクロール ]

鍛冶スキルの最大値がアップする、鍛冶のパワースクロールです。
+5、+10、+15、+20 があり、その効果は累積はしません。
（+5 の後に +15 を使っても、115 にしかならず、120 にはなりません）
これにより鍛冶の最大値は 120 となり、ペーパードルの称号は鍛冶スキル 110 で Elder、120 で Legendary となります。

名前	効果	備考
Scroll of Blacksmith	スキルの最大値を上げる	４種類あり、それぞれスキル上限を +5、+10、+15、+20 する。

[ ルーニックハンマー ]

ルーンによる魔法の効果を持つ特殊なハンマーで、最高級の報酬アイテムです。
色鉱石と同じ色の８つの種類があり、そのハンマーと同じ色のインゴットで武器を作成すると、マジック効果の付加された色付きの武器を作る事が出来ます。
作られたマジックアイテムに付く特性の数とその数値はハンマーによって異なり、以下の数値の中からランダムに選ばれます。

特性値の％は、その特性の最大値の何パーセントが出るかを示しており、例えば 25％〜50％ のCopper のハンマーの場合、最大値が100である 「Luck」 の特性は 25〜50 の値が、最大値が 50 の「ダメージ増加」の場合は 12〜25 が出る事になります。
どの特性が付くかは完全にランダムであり、選択は出来ません。

色	Dull Copper	Shadow	Copper	Bronze	Golden	Agapite	Verite	Valorite
最小特性値	10%	20%	25%	30%	35%	40%	45%	50%
最大特性値	35%	45%	50%	65%	75%	80%	90%	100%
最小特性数	1	2	2	3	3	4	4	5
最大特性数	2	2	3	3	4	4	5	5
使用回数	50	45	40	35	30	25	20	15

＝バルクオーダーを極めるには!? ＝

もしあなたが GM 、またはそれに近い非常に優れた腕を持つ鍛冶屋であり、
そしてバルクオーダーでの最高級の報酬を狙うのであれば･･･
必然的に、大口注文「ラージバルクオーダー」を扱う事になります。

すると、どうやって必要な DEED を交換するかという事になりますが･･･

UO のホームページの中には、
バルクオーダーの取引を専門に扱っているページも存在します。
また、UO内にバルクを扱っている商業的ギルドも存在します。
同じく交換を希望している多くの鍛冶屋とコンタクトを取れば、
さらに集めやすくなるかもしれません。

そしてもう１つ気になるのが、自分が完了させようとしている
バルクオーダーで、一体どんな報酬が貰えるのか･･･？

これについても、そのデータを取り扱ったサイトが存在します。
これらのページで過去に得られたデータを参考に、
ある程度報酬を予測する事が出来れば、また目指すものが見えてくるでしょう。

バルクオーダー報酬結果集計サイト 名前の通り、バルクオーダーの報酬結果をまとめたサイトです。 DEED の種類をポイントにして計算し、それで結果を予測する表もあります。

鍛冶についての総合サイトです。　鍛冶に関する各種情報はもちろん、 バルクオーダーの報酬ランクについての予想表もあります。

努力 と 情報収集 と 他プレイヤーとの取引、そして運。
多くの鍛冶屋が幻の逸品を夢見ています。

皆さんは、どこまでのアイテムを手にする事が出来るでしょうか？

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