キャラクターをつくろう

まず、ゲームを始める前にキャラクターを作成しなくてはなりません。
俗に言うキャラクターメイキングですね。

最初の城の画面でアカウントネームとパスワードを入力すると、
シャード(サーバー)の選択画面が出ます。
シャード(サーバー)とは、プレイする世界の事です。
それぞれの世界は独立していて、例えば会いたい人がいたとしても、
シャードが違えば会うことは出来ません。
まずはこのシャード選びから始まります。

シャードは日本でプレイするなら、日本に設置されているものを選びましょう。
日本からログイン(ゲームに接続)すれば、日本のシャードが上の方に優先して表示されます。
Yamato、Asuka、Wakoku、Hokuto、Izumo、Mizuho、Sakura の7つです。

Mugen というシャードもありますが、ここは上級者用ルールの難易度の高い特殊シャードです)
(初心者は入る事は出来ませんし、もちろんお勧めも出来ません)

Yamato : 1998年9月に始動した、最も古い日本サーバーの一つ。
Asuka  : Yamato と同じく、1998年9月に始動した。
Wakoku : 1998年10月始動で、上記の2つよりも後に設置されたサーバー。
Hokuto : 1999年1月始動の中期サーバー。
Izumo : 1999年10月に始動した後期サーバー。
Mizuho : 2001年4月に始動した、比較的新しいサーバー。
Sakura : 2002年10月のUO5周年に始動した最新サーバー。

ただし、
知り合いがUOをやっている場合は、必ず彼のいるサーバーを選択しましょう。
そうしないと、会うことはできません。


シャードを選択したら、いよいよキャラメイクです。
中央の表の適当な空欄をダブルクリックしましょう。

2DのUOだと、まず最初にキャラクターの職業と初期ステータスを設定します。
3D(UO:TD)だと、キャラクターの容姿から設定します。

2D で始めるものとして、まずは職業選択から説明します。

「戦士」、「魔法使い」はその名の通り、武器や魔法で戦う職業、
「鍛冶師」は武器や防具の作成や修理を行う生産的職業です。
「パラディン」 と 「ネクロマンサー」 は 2003年2月の「正邪の大陸」で追加された職業で、
「侍」 と 「忍者」 は 2004年11月の「武刀の天地」で追加されたものです。

一番右下の「上級者」は、選ぶとキャラクターのスキル(技能)や
初期ステータス(能力値)を自由に設定できますが、初心者にはお勧めできません。

以下に簡単に、各職業の紹介をしておきましょう。

=戦士=
武器を持ち重厚な鎧を着て戦う、接近戦のエキスパートです。
数々のマジックアイテムを装備する事ができ、とてもプレイしやすく、成長も早いと言う、初心者に最もお勧めできる職業です!
ウルティマオンラインは職業によって出来る事が決まっている訳ではありません。
戦士でも魔法を覚えられますし、生産も試せます。
ですから、まずはこの職業でやってみるのがお勧めです!
=魔法使い=
数々の魔法を使って戦闘や冒険を行うキャラクターです。
魔法には数多くの種類があり、移動用のものや回復用のものもあるため、戦闘以外でも色々と役に立ちます。
しかし、ウルティマオンラインの魔法は「秘薬」という消費アイテムを使って使用するため、それを大量に購入する必要があり、やや資金的に辛くなります。
成長も遅く、やや上級者向けと言えるでしょう。
=鍛冶師=
鍛冶師は戦闘や冒険を行うのではなく、数々の武器や防具を生産するのを得意とする職業です。
ウルティマオンラインには他にも裁縫や大工、細工など数多くの生産技術があり、生産関連のシステムが非常に充実しているのが大きな特徴です。
ゆくゆくは家を手に入れ、内装や外観を好みにリフォームし、店員を雇い、お店を開く事も出来るかもしれません。
=パラディン=
2003年2月に発売された拡張パッケージ「正邪の大陸」で新たに導入された職業です。
神の加護を得て戦う聖なる騎士で、高い戦闘能力と、近接戦闘時に役立つ数々のアビリティー(神聖魔法)を持ちます。
アビリティーの使用のために「寄付」しなければならないため、資金的にやや辛くなりますが、最初から高い戦闘力を持っており、成長も早めなので、初心者でもプレイしやすいでしょう。
=ネクロマンサー=
これも「正邪の大陸」で追加された新職業です。
邪悪な暗黒魔法を用いて敵を呪い、死者を操り、闇のモンスターに変身すると言う、悪の魔術師です。
ただ、ネクロマンサーの魔法は補助的で扱いの難しいものが多く、魔法を使うための「秘薬」を必要とし、スタートも特殊な黒魔術の街から始まるため、あまり初心者向きではありません。
ユニークですが、使い方の難しい職業です。
=侍=
2004年11月に発売された拡張パッケージ「武刀の天地」で追加された新職業です。
和風の武器と、そこに備わった技を使いこなす特殊な戦士で、高い攻撃力と多数の敵と渡り合える技能を持ちます。
侍の使う特技は攻撃用と防御用に分かれていて、相手の攻撃をかわしながら攻撃すると言う特徴があります。
成長も早く、初心者でもプレイしやすい職業です。
=忍者=
こちらも「武刀の天地」で追加された新職業です。
姿を隠して敵に忍び寄る隠密術の使い手で、動物変化や分身の術など特徴的な変わった特技を持ちます。
ただ、忍者はテクニカルな技を使いこなして戦う職業であるため、そのプレイスタイルはやや上級者向けと言えます。
成長も遅く、多くの技能を平行して高めなければならないので、面白い職業ですが初心者にはやや難しいかもしれません。

もう1つある選択 「上級者」 を選んだ場合、
自由に開始時の技能やステータスを設定できますが、初心者の保護を受ける事が出来ず、
プレイ方法を解りやすく教えてくれる「チュートリアル」もプレイできません!

魔法を使う職業はやや難しく資金的にも成長的にも辛いため、
お勧めは冒険者なら「戦士」、生産をメインにしたいなら「鍛冶師」がいいでしょう。
やや難しいですが、「パラディン」 や 「」 も初心者にお勧めです。

ただ、職業と言っても、それによって最初に取得している技能
(とチュートリアルの内容、そこで得られるアイテム) が違うというだけ
で、
ゲーム中に好きな技能を好きなぶん修行できますから、
ゲームでできる事が固定される訳ではありません。

戦士でも、鍛冶をやってみたり、魔法を覚えたりは自由に出来ます。


また、UO には他にも多くの生産スキルや戦闘スキルがあります。

他のスキルを使用するには「上級者」を選んで設定するか、
ゲーム中にスキルを新たに修行したり、覚えたりしなければなりません。

しかし新たにスキルを覚えるのは決して難しい事ではないので、
以下に生産的職業を中心に、いくつか初期にお勧めの職業の一例と、
必要な技能を上げておきましょう。

裁縫師(Tailoring)
(必要スキル、Tailoring(裁縫)

布を加工して洋服や革の鎧を作る仕立ての技能です。
布は街の中で購入したり糸巻きから作る事ができ、その加工も街の中だけで行うことが出来るので、安全にお金を稼ぐことが出来ます。
多少の戦闘技能を得て動物と戦えるようになれば、動物の革を靴や革鎧などに加工することも出来ます。

大工(Carpenter)、(弓師)
(必要スキル、Carpentry(大工)、Lamberjacking(伐採)
木を加工する職業で、木は森に行けばいくらでもあるので材料には困りません。
ただ、大工の技能では特に戦闘などに役立つ物などはあまり作れません。
でも、豊富にある家の備品や家具などを作り出す事ができます。

木を切る職業なら弓作りの技能で弓を作って売るのも良いでしょう。
弓師の場合は、「Carpentry(大工)」のかわりに、「Bowcraft/Fletching(弓矢製作)」のスキルを覚えて下さい。
矢を作る事もできるので弓矢を使って戦う レンジャー志望の人にもおすすめです。
ただ、矢を作るには羽が必要なので、ただでいくらでも作れるという訳ではありません。

釣り(必要スキル、Fishing)
Fishing(釣り)のスキルを覚えます。
魚を釣る技能ですが、失敗すると靴が釣れたりします。
この靴、そこそこの値段で売れるので、序盤に安全にお金稼ぎができます。
運が良ければ、思わぬものを釣り上げる事も?

料理(必要スキル、Cooking)
Cooking(料理)のスキルを覚えます。
パン屋か酒場で小麦粉を、宿屋で水汲みを買い、牧場の水汲み場でそれらを使ってパン生地を作って、オーブンやたき火などでパンを焼いて売ります。
あまり儲かりませんが、INTやDEXなどのステータスがよく上がります。

書写(必要スキル、Inscription)
魔法の巻物を作る職業で、「Inscription(書写)」のスキルを覚えます。
最初は使用する材料の少なくて済むポイズンという魔法を覚えて、その巻物を量産して売れば街の中だけでお金稼ぎが出来ます。
しかし材料は店で購入するしかないので、売り切れていると仕事ができず、安定していません。
ただ、このスキルが高ければ魔法攻撃の威力も若干増すでしょう。

なお、最初に「戦士」を選ぶと Swordsman ship(剣術)というスキルを
覚えていますが、このゲームには剣以外の種類の武器もあります。
それらは必要とされるスキルがまた違いますが、戦士に必要な他のスキルは共通しているので、
他の武器を使いたい場合でも、「上級者」よりは「戦士」を選ぶ方が有利です。

スキルにどの様なものがあるかは、説明書にも表記されています。
(このHPでも、「職業訓練所」のコーナーに詳細を表記してあります)
慣れてきたら、色々なスキルの詳細をチェックしてみてください。

ただ、最終的には好みを優先した方が楽しいと思います。



なお、もし職業選択で「上級者」を設定した場合、
最初に覚えるスキルとステータス(能力値)を設定する画面が表示されます。

この画面は初心者の時は見る事はないと思いますが、
そこで設定する能力値がどんな意味を持っているかは非常に重要なので、
ここでその画面と一緒に説明しておきましょう。

ステータスは、STRが力、DEXが素早さ、INTが知力を表しますが、
STRは体力(HP。ヒットポイント)と持てる荷物の量、そして物理攻撃力、
DEXは攻撃スピードに関係するスタミナの量、
INTは魔法や必殺技を使う際に必要なマナ(俗に言うMP。マジックポイント)

に、直接関係します。

最大HP は STR÷2 + 50 となります。
STRが 20 ならHPは 60、STRが 40 ならHPは 70 ですね。
最大スタミナは DEX と同じ、最大MP も INT と同じになります。

一般的には、STRを出来るだけ上げるのが有利です。
STRは戦闘をするにも商売をするにも必要です。
STR が高ければ攻撃力も HP も増し、重い防具も着ることが出来ます。

ただ、戦士なら攻撃スピードにかかわる DEX もある程度欲しい所です。
職業選択で「戦士」を選んだ場合は STR 35、DEX 35 になりますので、
これを参考にしてアレンジしてみて下さい。

「上級者」 設定でないとこれらを最初に自由に設定する事はできませんが、
普通の職業設定でも大抵、STRは最大近くに設定されています。
後で上級者を選ぶような場合の、予備知識として覚えておきましょう。

なお、上級者設定の場合スキルを3つ自由に選択することが出来ますが、
貰えるスキルポイントは3つに十分な数値を振り分けられる程ではないので、
2つの核となるスキルに絞って選択した方が賢明です。
2つ選んだら、それぞれに50と49のポイントを配分しましょう。

上級者設定の1番の利点は、このスキルを自由に設定できる事にあります。
ただ、最初はどんなスキルがあってどうやって使うのかわからないですし、
初心者向けのガイドやクエストも受ける事が出来ませんから、
まずは上級者ではなく、普通の職業設定を選んだ方がいいでしょう。


その次は、キャラクターの名前と外見です。
(3D だと先にこちらが表示されます)

ここはもう見ての通りで、性別や髪型、皮膚や髪の色、
さらに最初に持っているシャツとズボンの色を選択できます。
これは好みで選ぶといいでしょう。

3D では名前の欄に日本語も入力できますが、受けつけてくれません。
必ずアルファベットで入力してください。


上級者設定の場合、最後にスタートする街を選択します。
地図に街の名前が書かれていますから、好きな名前を選択しましょう。

上級者設定でない場合は、初心者ならまずは「Haven(ヘイブン)」という
初心者用の街に招待されるので、ここは選択出来ません。

(ただし、職業に 「侍」 と 「忍者」 を選んだ場合は 禅都 というの街から、)
(職業に 「ネクロマンサー」 を選んだ場合は、Umbra と言う街からスタートします)

参考までに他の街の説明もすると・・・
一番お勧めなのは、最大規模の街 Britain(ブリティン)です。
全ての店がそろっていて、どんな職業をするにしても不自由しません。

Minoc(ミノック)はすぐ近くに鉱山があるので鍛冶屋には向いていますが、
裁縫屋や魔法屋がないなど、利用できない店があります。
ただ、近くに全ての店がそろっている Vesper という大きな街があるので、
この2つの街を相互に利用するとよいでしょう。

Trinsic(トリンシック)、Moonglow(ムーングロウ) は近くに鉱山がなく、
店も全てそろっていないので、最初のうちは他の街に比べ利用しにくいかもしれません。
しかし Moonglow は魔法使いの店が多く、安全な森も近いので、
魔法使いにはとても利用しやすい街でもあります。

マラス大陸にある Luna(ルナ)の街は、パラディンの中心地です。
街は小さいですが、お店は各種揃っているので、ここも特に不便はないでしょう。

まあ、ムーンゲートと呼ばれる移動ゲートもありますし、
スタートした街が気に入らなくても他の街に移る事はもちろん可能です。


最初に訪れる初心者の街「Haven」は、初心者保護を受けている人のために作られた、
初心者の訓練のための街です。

 初心者(Young)の保護とは、
まだプレイして間もない頃に、他のプレイヤーやモンスターからの攻撃を受けなかったり、
死んでもアイテムをなくさなかったりすることです。
さらに、クエストと呼ばれる初心者用のプレイ学習イベントが起こったりします。

これらは新しいアカウントの人にのみ与えられる特典です。

この初心者保護の状態の人は、キャラクター名の横に「Young (ヤング)」と表示されます。


 

以上の選択を終えれば、簡単なゲーム説明と選んだスキルの解説が
表示された後、いよいよゲームのスタートとなります。

Welcome to Ultima Online world



Back