Special (Combat) Move
スペシャルムーブ

よく来たな!
ここでは戦士の必殺技「スペシャルムーブ」についての指導を行っている。

「スペシャル(コンバット)ムーブ」は、直訳すると「特殊戦闘行動」だ。
つまり、戦闘時に使用する特殊な攻撃を指す。
これは熟練した戦士が使用できるもので、攻撃力を増すものから毒を与えるものまで様々だが、いずれも戦闘において戦士の助けとなってくれるものだ。

まあやはり、戦士には必殺技がないとな!

では、さっそくスペシャルムーブの基本と使い方から説明しよう。
だが最初に言っておく事がある。
スペシャルムーブは各武器ごとに2つずつ用意されているのだが、
1つ目の技「プライマリ」はスキルが 70、
2つ目の技「セカンダリ」はスキルが 90 ないと使えない。

つまり、武器スキルがそれ以下しかないなら、残念ながら問題外と言う事だ。
まだスキルが 70 に満たない戦士諸君は、まずはトレーニングを積み、己の技を磨いて欲しい。
どんな技でも基礎が出来ていないとダメだと言う事だな。
他にも、いくつかの技には必要となる条件が別にあるが、それは後で説明するとしよう。

さて、武器スキルが 70 に達すれば、とりあえず1つはスペシャルムーブが使える事になる。
前述したように武器にはそれぞれ2つのスペシャルムーブが存在し、装備を変えることによって使い分けも可能だ。
実際の使い方だが、ペーパードールを開くと、キャラクターの下の方に右の様な紫色で剣のついた本のマークがあるはずだ。 これをダブルクリックして欲しい。
すると、スペシャルムーブの一覧が書かれたページが表示され、右下には「プライマリ」と「セカンダリ」とかかれた2つのアイコンがあるはずだ。
これが、現在装備している武器で使える2つのスペシャルムーブを表している。
そのアイコンはドラッグして、画面内の好きな場所に配置する事が可能だ。
ただしスキルが 90 に達していないなら「プライマリ(第1)」のスペシャルムーブしか使えないぞ。
アイコンの絵はそれぞれのスペシャルムーブの種類を表しているが、装備している武器を変更すると、それにあわせてアイコンの絵も変わる。
つまり、これを見ればその武器でどんなスペシャルムーブが使えるか、一目瞭然と言う訳だ。

スペシャルムーブを使用する際は、このアイコンをダブルクリックすることで、その準備に入る事が出来る。
準備に入ると、アイコンは左の様に赤い色に変わる。
スペシャルムーブはアイコンをダブルクリックしてすぐ発動する訳ではなく、この準備状態になっている時の次の攻撃でそれを試みる。
ただし、スペシャルムーブを使うには、使用者の「マナ」も必要となる。
マナは魔法を使う時などに必要となるものだが、スペシャルムーブを使う段階になると、戦士にもマナが必要となる訳だ。
これは同時に、マナの最大値を上げるため、ステータスの INT も必要になる事を意味する。
つまり、いつまでたっても ぱ〜ぷ〜 な戦士だと、戦技を扱う事は出来ないぞ!
スペシャルムーブで消費するマナの量はムーブの種類よって異なる。
スペシャルムーブがヒットすれば、メッセージと共にその効果が敵に現れる!
ただし、攻撃は必ず当たるとは限らない。 それはスペシャルムーブも同様だ。
だが、スペシャルムーブは外れた場合は(基本的に)マナは消費しないし、ムーブの準備状態もそのまま継続する。 当たるまでスペシャルムーブは試せる訳だな。
スペシャルムーブの発動準備はマクロの「PrimaryAbility」、「SecondaryAbility」でも可能だ。
だが、アイコンを表示していないと自分がムーブ発動状態になっているかどうか解らないし、その武器で使えるムーブの種類も解りにくいので、マクロを使って発動する場合でも、アイコンを表示しておくのをお勧めする。
また、スペシャルムーブを使う際の注意点として、一度使った後、3秒以内に再びスペシャルムーブを使った場合、マナ消費が2倍となる。
つまり連続必殺技でラッシュをかけるには、高いマナをキープしておかなくてはならない訳だ。
しかし、これはかなり精神力(マナ)の負担が大きいので、普段はある程度の間をおきながら技を出していった方がいいだろう。
では、以下でそれぞれのスペシャルムーブの説明を行おう。
それぞれの特性を良く覚えておいて欲しい。
なお、説明はアルファベット順だ。

[ Special Combat Move ]
Armor Ignore(装甲貫通)
このスペシャルムーブにより、熟練した戦士は1度だけ、相手の物理防御を無視した攻撃を繰り出す事が出来ます。
Armor Ignore による攻撃は、少しだけ通常よりもダメージが低くなります。
強力な装甲を持つ相手に対してこの能力は大きな効果を持ちますが、装甲の薄い相手に対しては通常の攻撃をした方がいいかもしれません。
条件 消費基本マナ 30
Dupri 注釈 :
基礎の攻撃ダメージ値は通常時の 90 %となる。
しかし、ボ○サップのパンチの様に相手の防御を無視してダメージを与えられるので、実質的にほとんどの場合においてダメージは増加すると思っていい。
相手の抵抗値を無視すると言う事は、攻撃が物理ダメージ 100% の場合、相手の物理抵抗が 30 なら攻撃は 30%増(90% の 30%増)、相手の物理抵抗が 50 なら 50%増(90% の 50%増)という事になる。
つまり、相手の防御力によって威力が変わる攻撃な訳だ。
ただし、効果があるのは物理防御のみなので、使っている武器が物理ダメージ 0% だと意味がないぞ!
まあ、ウサギとか小鳥とかが相手でない限り、ダメージは増えるはずだ。
Armor Pierce (突き通し)
細い武器によって敵の鎧を突き通し、追加のダメージを与える技です。
使用には武士道か忍術が必要になります。
条件 消費基本マナ 30 武刀の天地 追加技 武士道か忍術が必要
Samurai 注釈 :
UO:SE 追加武器 「サイ」 と 「和弓」 で使用可能な技だ。
敵の鎧を突き通して攻撃することで、敵に追加ダメージを与える。
ダメージを増加させるものなので使いやすいムーブと言えよう。
Bleed Attack(出血攻撃)
この邪悪な力を武器に付加することにより、敵は大量出血をする事になります。
成功すると、ターゲットは数秒間の間 出血し続け、最高で10秒間の間ダメージを受ける事になります。
時間が経つにつれて受けるダメージのレートは減少していき、そして包帯の使用によって出血は完全に止血されます。
条件 消費基本マナ 30
Dupri 注釈 :
出血を強いるムーブだが、当然 血の通っていない敵、エレメンタルやスケルトン、ゴーレムなどにはこの攻撃は通用しないぞ。

ダメージは2秒間隔で入るので、10 秒で合計5回ダメージを与えられる事になる。
ダメージの幅はプレイヤー相手だと 1〜10、モンスター相手だと 1〜20 で、ダメージ値はだんだん小さくなっていく。 合計だと 15〜31 だ。
出血は包帯で止血可能で、その止血には Healing(治療)スキルは必要ない。
ただし、スキルがあっても止血できるのみであり、HP は回復しない。
この攻撃は包帯を持たないメイジにはかなり怖い。 詠唱が2秒ごとに妨害される上に毒の様にキュアで治療できないからだ。 包帯を持っている相手だと止血されるがな。
モンスターには包帯を巻くやつはほとんどいないから、有効な攻撃となるだろう。
Block(ブロック)
短時間、防御力が上昇します。 武士道か忍術のスキルが必要となります。
条件 消費基本マナ 30 武刀の天地 追加技 武士道か忍術が必要
Samurai 注釈 :
使用することで防御の構えを取り、防御力を上昇させる技だ。
ただしスペシャルムーブなので、攻撃を当ててからの発動となる。
回避率が上がるのだと思われるが・・・ まだ詳細は不明だ。
Concussion Blow(コンカッション ブロウ、脳震盪)
この衝撃的な一撃は、体力は高いがマナが少ない、もしくは、体力は低いがマナが多い敵に対して最も効果的です。
条件 消費基本マナ 25
Dupri 注釈 :
相手の後頭部をボコっと殴ってクラクラにさせる攻撃だ。
かつては相手の INT を半減させるものだったが、現在はマナと HP のどちらかを、もう一方よりも多く消費している相手に有効な攻撃となっている。

これはダメージ算出の方法がかなり特殊で、暗殺者 Gray@Izumo 氏の検証によると、
(相手のマナの減少割合(%)と相手のHPの減少割合(%)の差)×25+10、ただし最大で30、との事だ。
つまり、相手のマナが 90% 減っていて、HP は 50% 減っている場合、90% - 50% で 40%、それに 25 をかけるので 25×0.4 で 10、それに 10 を足して 20 となる。
このダメージ値は攻撃力や相手の防御力に影響されないが、発動した際は通常の攻撃+このダメージとなる。 まあとにかく、強力な攻撃という事だ。

基本的には、マナ消費が激しい相手に有効といえる。
いきなり魔法やスペシャルムーブを使いまくってマナ切れしている相手や、先に魔法を連発する傾向にある、魔法を使うモンスターに有効だろう。
逆に、マナを使わない相手は常にマナが最大だろうから、HP が減ってくるほど威力が増す事になる。
効果的な状況を判断する必要のあるスペシャルムーブと言えるな。
Crushing Blow(クラッシング ブロウ)
すでに強力な一撃として知られているもので、この特殊攻撃によってダメージは劇的に増大します。
条件 消費基本マナ 25
Dupri 注釈 :
おもいっきりぶん殴る強打だ。
これは 1.5 倍のダメージを与える攻撃で、昔からブリタニアではお馴染みのものだった。
だが、マラス大陸発見(UO:AoS)以後はダメージの算出方式が変わり、その影響を受けて、以前ほどの威力はなくなっている。
まあそれでも安定して 1.5 倍打撃を与えられるので、使いやすいのは確かだな。
Defense Mastery(専守防衛)
完全防御の構えを取り、物理防御を大幅に上昇させます。
代わりに、攻撃力は減少します。
条件 消費基本マナ 30 武刀の天地 追加技 武士道か忍術が必要
Samurai 注釈 :
防御の構えを取り、物理防御を大幅に上昇させる技だ。
その代わり防御に専念するので、その間の攻撃力は半分になる。
また、スペシャルムーブなので、技が発動するのはこちらの攻撃が当たってからだ。
物理攻撃の強い相手の反撃を軽減するため、といった形の使い方になるだろうな。
Disarm(ディスアーム、武装解除)
この攻撃によって、敵の武器を解除させる事が出来ます。
AoS により、Disarm が成功すると、相手は数秒間の間 武器を再装備する事が出来なくなります。
条件 消費基本マナ 20
Dupri 注釈 :
かつてはレスラーの特殊攻撃として有名だった技だ。
現在は通常武器以外の、ナイフや日用品の武器などで使用される場合が多い。

これがヒットすると相手は手持ちの武器がバックパックの中に落とされ、その後 5 秒間武器を再装備できなくなる。
まあ、これも対人戦用のムーブで、モンスター戦では使い所は限られるな。
Dismount(落馬)
完全に徒歩の戦士が、騎乗している相手を落とすことが出来るスペシャルムーブです。
この特技を使うには、その戦士が馬などに乗っておらず、自力で2本の足で地面に立っていなければなりません。
(例外:プレイヤーがランスを使っていて、相手も同じくランスを装備している場合は、騎乗状態でもそのプレイヤーに Dismount を使う事が可能です)
実行されると、ターゲットは乗っている馬から叩き落されます。
条件 消費基本マナ 20、徒歩の場合のみ (例外:敵も自分もランス装備時)
Dupri 注釈 :
通常の攻撃によるダメージを与え、さらに相手を騎乗動物から落馬させる。
加えて、その後約 10 秒間、相手は騎乗動物に再び乗ることはできない。
まさに騎乗している相手にとっては踏んだり蹴ったりの攻撃だが・・・
しかし、騎乗しているモンスターは数少ないので、基本的に対人戦用のムーブと言える。
対人戦をしない人にとっては、使う場面は限られて来るだろう。

かつてはランスを装備していれば騎乗状態でも使えたので、対人戦では超強力なスペシャルムーブだった。
しかし現在は、ランスを装備していても騎乗している場合は、同じくランスを装備している相手にしかこのスペシャルムーブは有効ではなくなった。
だが、馬に乗っている相手を落とせるというのは、対人戦では相変わらず重要だ。
Double Shot(二本撃ち、やぶさめ)
騎乗時に二本の矢を敵に放ちます。 武士道か忍術スキルが必要となります。
条件 消費基本マナ 30 武刀の天地 追加技 武士道か忍術が必要
Samurai 注釈 :
和弓でのみ使用可能なスペシャルムーブ。
二本の矢を同時に放つ攻撃だ。
ただし、この技は 「やぶさめ」 なので、騎乗していないと使えない。
強力な攻撃である事は間違いないので、和弓を使うならぜひ活用すべきだろう!
Double Strike(二連撃)
非常に熟練した戦士は素早く2回武器を振るこのスペシャルアタックを使う事が出来ます。
両方が命中する事は、破壊的な威力を持つ事でしょう!
条件 消費基本マナ 30
Dupri 注釈 :
古の時代、ブリタニアの戦士達が使ったと言う必殺技「二連撃」。
それは長い時の流れの中で失われたが、マラスよりもたらされたスペシャルムーブによって今復活した。 ちょっと特性は変わったがな。

この攻撃は相手を素早く2回攻撃するものだ。
とは言え、1回目の攻撃が当たった後、2回目の攻撃が当たるかどうかは通常の攻撃判定による。
よって、1発目だけ当たって2発目はハズレ、という場合もありえる。
また、このダブルストライクを発動中はダメージに 10% のペナルティーが付く。

とは言え、2発とも当たれば2倍近くのダメージになるなので、かなり強力だ。
これが使える武器は基本ダメージに劣るものが多いが、一部には強力なものもあるし、マジックで強化されたものが出てくるかもしれない。
そういう武器での二連撃は、古の技以上の威力を秘める事だろう。
Dual Wield(連続振り)
両手に持った武器を非常に素早く振り回し、高速な攻撃を行う忍者の技です。
条件 消費基本マナ 30 武刀の天地 追加技 忍術が必要
Ninja 注釈 :
手鈎(Tekagi)でのみ使えるスペシャルムーブだ。
攻撃を当てて発動状態に入ると、そのまま両手の武器を振り回してラッシュ状態に入る。
手鈎自体が素早い武器なので、一気にダメージを与えていく事が出来るだろう。
Feint(フェイント)
戦いを防御面で有利になる体制に持ち込みます。 武士道が忍術が必要です。
条件 消費基本マナ 30 武刀の天地 追加技 武士道か忍術が必要
Samurai 注釈 :
フェイントを使い、攻撃した相手を幻惑させて防御面で有利に立つ技だ。
これは敵の攻撃力か命中率を減少させる技だが・・・ 詳細はまだ調査中だ。
Frenzied Whirlwind(烈風撃)
短時間の間に周囲にいる敵を次々と切り刻む攻撃で、武士道か忍術が必要になります。
条件 消費基本マナ 30 武刀の天地 追加技 武士道か忍術が必要
Samurai 注釈 :
周辺の敵をまとめて攻撃する Whirlwind に似た技だ。
しかし違うのは、Whirlwind が一度に周囲の敵を攻撃するのに対し、こちらは連続で次々と周囲の敵を斬り続ける。
ただ、やはり1対1の戦いでは使うことはない。
ザコをザクザク斬りまくる、時代劇ライクな技と言えるだろう。
Infectious Strike(感染撃)
このスペシャルムーブは、AoS における毒の重要な変化を意味しています。
今後、毒は特定の武器 - Infectious Strike を利用可能な武器 - だけに塗る事が出来るようになります。
毒を塗られた武器が相手にヒットしても、もう相手がランダムに毒に侵される事はなくなります。 その代わり、攻撃者は相手に毒を与えるこの能力を使わなければなりません。
Poisoning(毒)のスキルはこの能力を使うのに必ずしも必要とはならなくなりますが、毒素の知識と応用がある事は、強力な毒を与えるチャンスを増やす事が出来るでしょう。
また、この変更により武器はもう毒によって腐食する事はなくなります。
このスペシャルムーブによって、Level 5 毒を与える事も可能になるでしょう。
条件 消費基本マナ 15、毒武器を装備
Dupri 注釈 :
毒を扱うものにとってお馴染みの毒撃、それはマラス大陸から伝わった技術によって、スペシャルムーブのひとつとなった。
このムーブを使うには毒武器を装備していなければならず、また効果の高い毒を相手に与えるには毒を扱うスキルも習得していなければならない。
具体的には、毒のスキルが 39.9 以下では、どんなレベルの毒が武器に塗られていても、レベル1の毒しか与えられない。
しかし、40〜59.9 ならレベル2、60〜79.9 ならレベル3、それ以上ならレベル4の毒を与える事が出来る。(もちろん、そのレベルの毒が武器に塗られていなくてはならない)

また、毒のスキルが高いほど、武器に塗られた毒よりも1ランク高い毒を相手に与える事が出来るチャンスが増える。
このチャンスは毒のスキル値と同じで、つまり毒のスキルが 50 なら 50%、毒のスキルが 100 なら 100% の確率で、武器に塗られたものより1ランク高い毒が入る。
さらに、毒のスキル 10 につきムーブ使用時の消費マナが 1 軽減され、スキルが GM の場合は 12 軽減される。
まさに、毒スキルを使用するためのスペシャルムーブと言えるな。

毒のダメージは毒のレベルによって違うが、相手の毒抵抗値によって軽減され、相手がモンスターの場合は毒を無効化するモンスターもいる。
例えば、ポイズンエレメンタルには当然毒は効かない。
しかし、毒が効く敵にはかなり強力な攻撃であることは保証するぞ!
魔法や包帯を使う相手の場合は、それで解毒される場合もあるがな。

毒自体の詳細については、職業訓練所の こちら を見て来てくれ。
Mortal Strike(モータルストライク、致命傷)
これは暗殺者の友です。 モータルストライクが成功すると、数秒間の間、相手はダメージをヒールする事が不可能になります。
とどめを刺すために、さらに相手を追跡すると良いでしょう。
条件 消費基本マナ 30
Dupri 注釈 :
攻撃がヒットすると、相手の HP バーはオレンジ色になり、プレイヤーなら 6秒間、モンスターなら 12秒間、HP を回復する事が出来なくなる。
これは対人戦では非常に恐ろしい攻撃だ!
ピンチな時にこれを食らったら回復も出来ないので、復帰するまで逃げ回るしかなくなる。
まあそんなに長く持つ訳ではないが、連続攻撃に組み入れられると恐ろしい。
ただ、スピリットスピークを使用した場合は霊的治療だからか回復が可能なようだ。
一方、対モンスター戦では使える場面は限られる。
HP を回復するモンスターはそれ程多くないし、そのタイミングもまちまちだからな。
Moving Shot(ムービング ショット)
いくつかのクロスボウによって使用可能で、このスペシャルムーブを使用すると、アーチャーが動きながら矢を撃つ事が出来るようになります。
このショットは通常の射撃よりも若干命中率に劣りますが、しかし走りながら矢を撃てるのは大きな利点でしょう。
条件 消費基本マナ 15
Dupri 注釈 :
動きながら矢を撃てるという、アーチャーなら夢の技能だが・・・ そう甘くはない。
撃てるのは次の1発のみだし、通常よりも若干命中率が下がる。
そしてこのスペシャルムーブのみ、外れてもマナを消費してしまう!
つまり当たったら発動するムーブではなく、撃った時点で発動するムーブな訳だ。
まあそうでないと、これを持つ相手に追われたら、魔法などを使わない限り逃げる事が出来なくなってしまうからな・・・

そのため、この技は普段は使わない方が良いと言える。
使い所は、逃げる敵を追撃する時か、逆に逃げながら反撃を狙う時などだろう。
Nerve Strike(神経打撃)
強力な攻撃で相手を麻痺させ、同時にダメージを与える技です。
使用には武器スキルが必要です。
条件 消費基本マナ 30 武刀の天地 追加技 武士道が必要
Samurai 注釈 :
木刀で相手が痺れるぐらいおもいきり殴り、麻痺させると同時にダメージを与える技だ。
後述するパラライジングブロウの効果に加えてダメージまで与えるので、非常に強力な技と言えるだろう!
ただし、これが使える武器は木刀のみであり、木刀自体はそれほど強くない。
もし木刀の業物を見つける事が出来れば、かなりの効果が期待できそうだ。
Paralyzing Blow(パラライジング ブロウ)
パラライジングブロウが成功すると、ターゲットは数秒間の間 麻痺し、移動、攻撃、呪文の詠唱が行えなくなります
条件 消費基本マナ 30
Dupri 注釈 :
かつては刺突系の武器の技として有名だったものだ。
攻撃がヒットすると、相手を数秒間、行動不能にしてしまう。
プレイヤーに使った場合は約3秒、モンスターが相手の場合は誤差があるが6秒ほどマヒしている。
この間、相手は移動、攻撃、魔法などの行動が全く行えなくなくなってしまう。
ただ、アイテムは使用可能なので、薬を飲んだり箱を開けたりすることは可能だ。

このマヒはダメージを受けることで回復するため、普通に使ったのでは次の攻撃ヒットまでの時間稼ぎにしかならない。
使うなら、相手がマヒしている間に連続攻撃の準備をしたり、回復行動を行うなど、戦略的に使いたいところだな。

なお、マヒを回復するのに、ブリタニアでは昔から魔法の罠箱を開けてダメージを受け、それで回復する方法が使われてきたが・・・
これは現在、魔法の罠のダメージが上がったため、リスクを伴う行動になっている。
そのまま回復を待つか、ダメージを受けつつ素早く逃げるか・・・ その二者択一を迫られるようになった訳だ。
もちろん、これは魔法のパラライズを食らった場合も同様だ。
Riding Swipe(斬馬切り)
もしあなたが地面の上に立っているなら、相手を騎乗動物から叩き落し、その動物にダメージを与えます。 相手はそのダメージを治さなければ再び騎乗できません。
もし自分が騎乗しているなら、騎乗している相手にダメージを与え、さらに麻痺させる事が出来るでしょう。
条件 消費基本マナ 30 武刀の天地 追加技 武士道が必要
Samurai 注釈 :
この技は野太刀を持っているときにしか使えない。
また、対騎馬用の技であるため、徒歩の敵には効果がなく、そのためモンスター戦では使いどころは限られる。
対人戦用のムーブと言えるが、その対人戦では非常に強力だ。

この技は自分が騎乗しているか、そうでないかで特性が全く異なる。
もし騎乗していない場合は相手を騎乗動物から叩き落し、さらに動物にダメージを与える。
相手は動物を治さなければ再び騎乗する事は出来なくなり、つまり Dismount の強化版といった効果と言える。
一方、自分が騎乗している時は、相手に麻痺+ダメージを与える技となる。
こちらもこちらで強力だな。
武士道も必要になるため使用条件は厳しいが、対人戦をするなら注目の技といえよう。
Shadow Strike(シャドウストライク、闇討ち)
この強力な特技を使うには、第2のスキルを必要とします。
シャドウストライクが成功すると、相手に追加のダメージを与える事ができ、そして攻撃者はそのまま隠れる事が出来ます!
ただしこの能力を使えるのは、ステルスのスキルに熟練している者たちだけでしょう。
条件 消費基本マナ 20、ステルススキル 80
Dupri 注釈 :
相手に不意の一撃加えて自分は隠れると言う、とっても卑怯な攻撃だ!
無論、正々堂々とした戦士が使うものではないだろうが・・・ 暗殺者やシーフには向いている攻撃かもしれん。 まあ、戦いは何よりも勝ちが優先するからな。

このスペシャルムーブは使用するのにステルスのスキルが 80 必要となる。
ステルスを覚えるにはハイドのスキルも 50 必要だし、もちろんこのムーブが使える武器も装備していなくてはならないため、使用できる条件はかなり厳しい。
本当に、テクニカルなキャラクターにしか扱えないムーブと言える。

シャドウストライクを実行すると、相手に 25 %増しの攻撃を与え、その場でハイド(隠れた)状態となる。
もちろん相手はこちらを見失うため、戦闘状態は解除される。
使用時に隠れている必要はなく、また、隠れて使用しても攻撃時には一瞬姿は見えてしまうぞ。
使用後にステルスでその場を離脱する事も可能だが、ステルスは馬などに乗っている時は使用できないので、その場合は騎乗動物から降りておく必要があるな。

ダメージの増加値はそれほどでもないため、役立てるには戦略的に使わなければならないだろう。
例えば、ピンチの時に使って一時離脱して回復したり、逃走中に適当なやつに使ってその場で隠れたり、マナ回復を待ちつつ 使う>隠れる で徐々に追い詰める、などだ。
この技は見方を変えると「敵の目前でもハイドできる技」なので、それを生かす使い方が必要になるだろう。
Talon Strike(鈎爪攻撃)
長時間、相手に徐々にダメージを与える忍者の技です。
条件 消費基本マナ 30 武刀の天地 追加技 忍術が必要
Ninja 注釈 :
「Talon」 とは 「鈎爪(カギ爪)」 のことだ。 だから当然、この技は手鈎を装備して使う。
爪でガリッと引っかいて、敵にしばらくの間、継続ダメージを与える技だ。
忍術が必要で、使用武器も限られる特殊な技だが、忍者らしい技であると言えるだろう。
Whirlwind Attack(旋風撃)
このスペシャルムーブを行った戦士は、旋風攻撃により近くにいるターゲットに対し強力な回転攻撃を与える事が出来ます。
条件 消費基本マナ 15
Dupri 注釈 :
隣接した全ての相手にダメージを与える事が出来る回転攻撃だ!
だがまあ、1対1の戦いでははっきり言って意味がない。
乱戦用か、対人の戦争用だな。
特に攻撃力が増えると言う事はないが、複数のターゲット全てに必中攻撃が行えると言う点ではお得な攻撃と言える。

だが、マラス大陸発見後、モンスターの攻撃力も高まっているから、複数の相手に囲まれると言うのは望ましい状況ではない。
使うとしたら、雑魚をまとめてかたずけたりする時だろうか。
雑魚とは言え数で押されると辛くなるため、それを一気に一掃できるのは便利だろう。
なお、この技は武士道スキルがあると、ダメージにボーナスが付く。
スペシャルムーブのデータについては、暗殺教本「素晴らしき毒の世界」の著者 Gray@Izumo 氏の検証も参考にさせてもらっている。 この場を借りて氏に感謝したい。
氏の検証結果は以下の場所で読む事が出来るだろう。
http://members.jcom.home.ne.jp/gray2/uo/

さて、では最後にもう1つ重要な事を。
それはスペシャルムーブにおけるマナの消費量についてだ。
スペシャルムーブを使用すると、そのムーブに必要なマナを消費する。
マナが足りない場合は使用することが出来ない。
だが、この消費するマナの量は、武器関連のスキルを多く習得する事によって、軽減する事が出来る。
関連スキルの合計が 199.9 以下なら、特に変化はない。
各スペシャルムーブの基本消費マナがそのまま消費される。
しかし、関連スキルの合計が 200 から 299.9 になると消費するマナが 5 軽減される。
さらに、関連スキルの合計が 300 を超えると、消費するマナが 10 軽減される。
関連スキルは、
Swordsman Ship(剣術)Fencing(フェンシング)Mace Fighting(メイス)Archery(弓)Parrying(受け流し、盾)Lumberjacking(木こり、斧)Poisoning(毒)Stealth(ステルス)Bushido(武士道)Ninjitsu(忍術) 以上の 10 のスキルだ。
例えば、剣術、盾、木こり の3スキルが GM の盾持ち斧戦士だと、その時点でスペシャルムーブのマナ消費量は 10 軽減される事になる。
剣術は GM だが、メイスと受け流しは 50 ずつで修行中、という場合でも、合計で 200 あるからマナ消費は 5 軽減されるだろう。
もちろん、スキルには合計で 700 までという限界があるから、武器関連スキルばかり覚えるとそれ以外に覚えられる技術は少なくなる。
しかし、スペシャルムーブのマナ消費を抑えられるのは、スペシャルムーブの使用回数を増やす事になり、それは直接攻撃力アップに結び付くはずだ。
どのスキルを選んで修行するべきか・・・
重要な所なので、後悔しないよう、よく悩んで決めて欲しい。


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