ブリタニア金銭道

ブリタニア金銭道〜ベンダービジネス指南〜




【第1章:良い土地は良い商売につながる】

KISショップ ベンダービジネスをはじめようとした時に、まず最初にしなければならないのは、良い場所を見つけることです。人の行き来が多いところや、その土地の特性によって多くの人が訪れるような場所を見つけねばなりません。例えば、Isle of FireのようなMoongateも街もない場所では、Britannia大陸に戻るためのRecall用RuneやRecall Scroll、各種秘薬が重宝されることでしょう。

 ただし、一度お店自体が社会的に認知されてしまえば、場所という要素はそれほど重要ではなくなります。なぜならRecallという便利な魔法があるからです。よって、自分の店へのRuneを積極的に売り込んでいかねばなりません。Runeさえあれば、ちょっとした買い物のためだけに、貴方の店に繰り返し来店するお客様もいることでしょう。

 ベンダービジネスを営むのに、絶対に住宅を買わねばならないということはありません。ビジネスに適している場所にある店を見かけたら、その店の所有者に交渉し、ベンダーを置かせてもらうように頼む、あるいは設置許可権を購入するという手もあります。

 後ほど再度説明することになりますが、単純に自分のお店へのRuneを売るだけでは積極的とはいえません。BritainやMinoc、Vesperなどの大都市銀行前で、自分のお店のセールスポイントを語りつつ、Runeを配ったりGateを開いてあげるのも一つの手です。たまに、地面やNPCのお店のテーブルに自分のお店へのRuneをばら撒く人もいますが、これは下策です。たいていの人は無視するか、拾って上書きしてしまいます。落ちているRuneを拾って信用する人は多くありません。

 最近は「安いお店だよ」と喧伝してRuneを配ったりGateを開き、喜び勇んでその店に飛んだところ、PKが待ち受けていたりダンジョンの最下層だったりという詐欺師や集客PKなども存在しているためか、このような呼びかけもしても応じてくれない人がほとんどです。

 新規顧客を狙うのなら、お店の周辺で人助けをして、御礼を言われた時に「私の経営しているお店のRuneです。今度立ち寄ってみてね」と返答しながらRuneを渡してみましょう。単にRuneをばら撒いたり配るよりは、はるかに来客率が高くなるはずです。

 また、既存の有力PC経営による商店にお願いし、自分のお店へのRuneを置いてもらうという手法もあります。コネクションや交渉が必要になりますが、効果はあります。


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