ベンダーのバックパック内に商品を補充して値段をつける前に、他の行動を起こしたり、あるいは値段を付け忘れると、NPC店に販売したのと同じ値段が自動的についてしまうので注意が必要です。

　商品を陳列する際、分類化(カテゴリー化)はお客様への便宜という点で非常に重要な要素となります。アイテムを整理するバッグは色をつけて違いを分かりやすくしましょう。お客様だけでなく、商品を補充する自分自身にも役立ちます。バッグにラベルをつけておくとなお良いでしょう(バッグはコンテナとして扱われるので、値段をつけずに置くことが出来ます)。

　さらにベンダーのバックパックに、次のような2冊の本を置いておくとよいでしょう。一つはそのベンダーがどんな種類の商品を置いているか、もう一つは"If you're short of funds, the vendor can do direct withdrawals from your bank account!"(所持金が少なくても直接銀行からの引き落としがありますよ)の注意書きです。この注意書きをすることによって、売上げが上がることは間違いありません(このルールを知らない人はまだまだ多いのです)。もっとも在日シャードでは英語を読まないお客も多いので、効果はさほど無いかもしれません。

　さらに各商品に対する適切な表示も必要となります。ItemIdentifiyとArmsLoreはベンダー経営には比較的重要なスキルです。商品への表示は例えば"FORTIFIED Surpassingly Acc War Axe of MIGHT - Brand New"というようにすればよいでしょう。あるいはさらに親切に"+40ItemHP +10.0Tac +3Damage War Axe-Brand New"という表記をするのも一案です。ただし、弓系の武器など修理不可能なものについては、お客への信用を損なう可能性が出てくるので、商品として陳列するのはお薦めしません。仮に痛み具合を表記した上で販売したとしても、お客は「だまされた」と思うかもしれないからです。

　非売品扱いされたコンテナの中に、間違って値段をつけずにアイテムを置いてしまった場合(例えば値段を付け忘れてコメントだけで入力した場合や、区切りの「,」を討ち間違った場合、さらにはちょうど値段とコメントをつけている時に巻き戻しが入ってしまった場合)、そのコンテナ自身にNPC店での販売価格という、非常に安い値段がついてしまいます。繰り返しになりますが、注意が必要です。