ブリタニア金銭道

ブリタニア金銭道〜ベンダービジネス指南〜




【第5章:商品の値段-1】

 商品の値段を設定することは、ベンダービジネスにとって大変重要なことです。これからサンプルとしての値段を提示しますが、これはあくまでもガイドであって、絶対視されるべきものではありません。値段は様々な要因によってつけられるべきです。その要因とはすなわち経費、ベンダーの場所、そしてもっとも重要なのは需要と供給の関係です。

 ただし、需要と供給の関係は、実は値段にはたいした影響を及ぼさないかもしれません。成功した商人は、値段の変更をほとんど行わないものなのです。もちろん顧客増大のためのキャンペーンセールは有効でしょう。また、お客が買いつづける限り、商品の値段を上げるのもかまいません。ただし継続した「ビジネス」が出来るくらいの値段は心がけておくべきです。

 商品の価格は、どれくらいの時間を費やしてその商品を得たかも反映するべきです。ただし、高い商品価格はベンダーへの給料も跳ね上げます。そんなときには大キャンペーンセールとでも告知し、早く売れるよう画策するべきです。

 それでは次のページから、具体的に各種ベンダータイプに区分した値段の指南をしていくことにしましょう。


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