【経済】最終更新日 2000.9.24. 18:30

■Britannia経済、新モンスター配置で変動?

【UONN】モンスターの配置変更以降、断片的ではあるが様々な新事実が明らかになるにつれ、Britannia経済が変動する可能性があることが判明した。
 一部プレイヤーによる族に言う「貴族狩り」、つまりNPCのNobleを「狩る」行為(比較的簡単に高額を入手出来る)はある程度封印されてしまったものの、Wrongの1階に代表されるように赤NPCをはじめ、まとまった額を容易に手に入れられる敵対生物は増加している。モンスターに関する新配置の全体像はまだ明らかにはされていないが、おそらく貨幣の流通量は増加し、それに伴って物資全体のレートは上昇するものと思われる。
 一方、Moonglowをはじめとする「生産系キャラでも安全に動物を狩り、皮を入手出来る場所」において動物の減少が報告されている。これにより皮、皮製品の価格上昇が懸念される。もっとも皮はダンジョンにいる多種モンスターから容易に入手出来るので、戦闘系プレイヤーから生産系プレイヤーへの皮の取引が活性化するかもしれない。
 また、某ダンジョンにおける青マントをつけたRatManが1匹で200本前後の赤矢(Arrow)を持っていることが判明。発生率も高く、まとまった数でその場所を襲撃すれば撃退は比較的容易であるため、相当量の赤矢が供給される模様。従ってBow使いの増加と共に、Vendorにおける赤矢の価格下落が予想される。もっともその一方で、高品質のBowなどの需要は高まり、価格は上昇することだろう。
(UONN 2000.9.24. 18:30)


■Britannia、インフレ傾向へ

【UONN】『UO:R』以降様々な状況の変化でBritanniaはインフレに向かいつつあるようである。傾向は各有力WebSite内にある売買掲示板でも顕著に現われている。各商品、特に素材や消耗品、銀武器の値上がりが著しい。また、実際に各Vendorを回ってみても『UO:R』以降値段の上昇が見受けられる。
 市場経済において商品の値段が上昇するもっとも単純な要因は、需要に対して供給が過少である場合だ。つまり、ある商品をほしいと思う要求が多くなる一方で商品を提供する側の提供量が変わらなければ、競争が激化する。競争を勝ち抜くためには好条件、つまり高い値段を提示するしかない。よって、商品の値段は上昇する。
 『UO:R』以降Britannia経済におきた、インフレに関係すると思われる状況の変化は大きく分けると次のようになる。まずはモンスターの所有ゴールドの増加(とTrammel側におけるモンスターハンティングの難易度減)により、各商品購入者の所有ゴールドが増加した。市場に出回るゴールドの増加はそれ単独でもインフレにつながりうる(現実社会でも紙幣の無茶な増刷はインフレを招く)。
 また、モンスターハンティングが「儲かる」ことが口コミなどで広まり、商品生産者の一部が生産を止め、モンスターハンティングに加わったことも一因。住宅建築解禁に向け、権利書を購入するために手っ取り早く収入を得るのには最適な方法だからである。素材の作成は単調作業であることが多く、エキサイティングなハンティングに心引かれる人も多かったものと思われる。
 一方各種矢については『UO:R』以降各弓の効果が上がり、重要度が高まり使用者が増えたのも消費量が増加した要因であろう。
 銀武器の値段上昇に関しては様々な要因がある。Trammel側でのハンティングの増加(PKの心配がない)による需要の増加、treasure mapの変更(『UO:R』以降Level.1の地図は基礎スキルが0.0ではデコードできなくなった、つまり手軽に掘れなくなった)によるmagic itemsの供給減少などが挙げられよう。
 つまり大まかにまとめると

[外部要因]貨幣の流通量増加
[需要側要因]弓の効力増大、モンスターハンティングの安全率上昇
[供給側要因]生産者の減少、供給そのものの難易度上昇、住宅建築許可に備えた備蓄、買占め防止のための値上げ(二次的)

などにより、商品の値段が上昇現象(あるいはインフレ化)が起きているものと思われる。このインフレ傾向は、住宅建築許可が降りるまで、しばらく続くものと思われる。

(UONN 2000.5.29. 12:00)


■『UO:R』に向けた防具セット考察

 「MEGA STORE」WebSite内の防具シミュレーターを利用し、さらにGreatLakesで実証実験を行い、様々な(鍛冶スキルだけで作成できる)防具セットを考察した。
 具体的なリストは下記の通り。また、「(No Name)」とあるのは良いセットネームが思いつかなかっただけであり、深い意味はない。
▼Platemail Set AR48 DEX-21
PlateHelm,PlateGorget,PlateTunic,PlateArms,PlateGlovs,PlateLeggings
▼Platemail Set AR46 DEX-20
CloseHelm(NoseHelm),PlateGorget,PlateTunic,PlateArms,PlateGlovs,PlateLeggings
▼(No Name) AR44 DEX-18
PlateHelm,PlateGorget,PlateTunic,PlateArms,PlateGloves,RingLeggings
▼Platemail Set AR42 DEX-18
PlateHelm,PlateGorget,PlateArmor(F),PlateGlovs,PlateLeggings
▼PlateArmor(F) Set AR40 DEX-14
CloseHelm(NoseHelm),PlateGorget,PlateArmor(F),PlateGlovs,PlateLeggings
▼(No Name) AR39 DEX-15
PlateHelm,PlateGorget,ChainTunic,PlateArms,PlateGloves,ChainLeggings
▼Archer Set(Old Style) AR36 DEX-13
CloseHelm(NoseHelm),PlateGorget,ChainTunic,PlateArms,RingGloves,ChainLeggings
▼Archer Set(New Style) AR35 DEX-10
PlateHelm,PlateGorget,RingTunic,PlateArms,PlateGloves,RingLeggings
▼Light Archer Set(New Style) AR30 DEX-8
CloseHelm(NoseHelm),PlateGorget,RingTunic,RingSleeves,RingGloves,ChainLeggings

(UONN 2000.4.25. 11:20修正)


■レアアイテム市場へ出回る

 『UO:R』(ルネッサンス)に備えるため、多数のレアアイテムが市場に出回っている。特に、新デザインの住宅が発表されてからその傾向が強まっている。
 これまで砦や城の権利書を入手するために、手っ取り早く多額のgpが手に入る「レアアイテムの処分」をする人が少なからずいた。だが今回の新デザイン住宅の発表以降、より多くの人が一刻でも早くまとまった額のgpを手に入れるため、手持ちのレアアイテムを手放す傾向にある。
 だが一方で「これは絶対二度と手に入らない」超レアアイテムを手放す人は数少ない。つまり「スペシャルレア」ではなく「レア」あるいは「準レア」級のアイテムの放出がほとんどである。
 また、新世界の登場に伴う「スタート時の設置レアアイテム」の登場により、相場が下がる前に売り払ってしまおうという目論見の人もいる(※Hokutoなどのように設置型アイテムが固定されるのか、それともStealingスキルで取得可能なのかは公式発表されていない。そもそも発表するような話ではない)。
 とはいうものの、レアアイテムコレクターにとっては今が絶好のチャンスに違いはない。売り手にとっては一刻も早く多額のgpを手に入れたいという事情から、相場が下がっていることもしばしば。これから新世界の登場以降しばらくの間、好機会は続くであろう。
(UONN 2000.4.1. 07:30)


■Moonstone高騰、か?

 In Developmentでの発表で、これまで役立たずとまで言われて捨てられることもしばしばだったMoonstoneの使用価値がグンと跳ね上がることになった。新世界へのゲートを開くには必要不可欠で、しかも使いきりのアイテムだというのだ。新世界への引越しや鉱石採掘など理由は色々と考えられるが、新世界への来訪を何度も考えているプレイヤーにとっては一定量のストックが不可欠となる。
 現段階で考えられる問題点は2つ。1つはMoonstoneをモンスターが持っているので、生産系のキャラクターしか持たないプレイヤーは手に入れる機会を得られないということだ。恐らくベンダーでの販売や対人取引も開始されるだろうが、ここしばらくは品不足と値段の高騰が予想される。
 もう1つはゲートを開いて新世界に行った先での話。新世界から現世界に戻るためには、Felucca Moonstoneを入手しなければならない。Moonstoneをモンスターが持っているかどうかはランダムなので、しばらく新世界に行きっぱなしという状態にもなりうる。銀行は新・現世界共用なので、必要と思われるアイテムや装備を出来るだけ銀行に納め、その上で新世界へ赴くことを強くおすすめする。新世界に行った後で、必要なアイテムたちが現世界の自宅にあったことを思い出しても遅いのだ。
(UONN 2000.3.8. 15:30)


■カラーサンダルフィーバー

 新パッチが先行導入されたNapa Vallyでは、これまでレアアイテムだったカラーサンダルの争奪戦が始まっている模様である。以前はNPC店員などがまれに保有していた多種多彩のカラーサンダルは、プレイヤーが着色することが出来ず、また望んだ色の取得が極めて難しいことに加え、取得方法自体もお勧めできない方法であったため、国内外シャードを問わず高値がついていた。
 だが今回の新パッチにより、カラーサンダルはNPCメイジのみが保有している可能性があるということになったため、赤ネームのNPCメイジが沸くポイントなどではサンダル目当ての戦士たち、そして彼らを狙うPK、ルーターなどが多数確認されている。
 もっともカラーサンダル自身の取得は以前と比べて簡単になったため、この騒ぎも一次的なものと思われる。
(UONN 2000.2.23. 07:00)


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