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2008年05月03日

なぜ株主優待が嬉しいのか

2008年05月03日 14:17 | 知っ得情報

株主になる、銘柄選択を行う際の判断の一つに「株主優待のあるなし」が考えられる。特に最近は「株主優待が欲しいから株式の取引を始めた」人も多いだろう。また株主優待の新設で基準株価がかさ上げされ、株価そのものを底支えする重要な要因にもなりうる。個人投資家も大幅に増加し、株主優待に向けられる視線も熱いものとなりつつある。

株主優待とは元々

・企業が自社商品を株主に知ってもらうための株主への贈り物
・株主数を増やすためのボーナスアイテムみたいなもの
・株価対策
・安定的な個人株主の増加(≒企業買収防止策)

的な意味合いが強い。もちろん自社商品と全然関係ない優待を配る会社も多い。さらに配当を高めるより税制上の点での(企業側)メリットもある。

保有株式数と優待内容が正比例の企業はほとんどない。例えば100株でタオル一枚がもらえる優待があったとして、10000株持っていればタオルが百枚もらえるという仕組みの優待を持つ企業などほとんど無い。だから「(大株主には特に)不公平だ」「優待を出すくらいなら配当増やせ」という意見も多いのは事実(※一部例外として【物語コーポレーション(3097)】……5000株までは100株毎に優待券あるいは米5キロが加算される……のようなところもある)。

だがやはり株主優待は実際に受け取るととても嬉しい。たとえば「900円分のお米をもらうより、配当1000円の方がいいのでは……」といった意見のように、換金計算をしてそれ以上の配当をもらえるよりも、だ。「お金では買えないレアな品物をもらえる」以外に、

・自分がその企業の株主であること、どんな商品を作っているのかを実感できる
・歳暮や中元を頂いた気分になれる

ところがたまらない。日本が資本主義経・済社会である以上、現金あるいは郵便小為替などの「キャッシュ」こそが、兌換価値として一番高いのは十分に分かっている。だがそれでも、株主優待への誘惑には勝てないのだ。

実際、(一例として)大和證券の個人投資家向け企業説明会でもらえる粗品は、株主優待と同じ、あるいは類似のものが多い。それぞれの企業の個性を反映したものもあり、感心させられたりその企業に興味を持つ動機付けとなる場合も少なくない。

株主優待への想い。企業側の意図にウマくのせられてる気もするが、それはそれで、良い意味で「だまされた」と思いつつ、ニッコリ微笑めばいいのだろう。

※当記事は【なぜ株主優待が嬉しいのか(Garbagenews.com/2006年1月掲載)】を修正したものです。

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