Scenario Event Act.2

Gargoyle Scenario
ガーゴイル・シナリオ

'01/10/6〜11/11 ALL Shard


サベージの侵攻とオークの暴走から約三月・・・
落ちつきを見せたブリタニアに新たな謎の存在が現れました。

それは今まで見た事もない、機械仕掛けの存在だったのです。

そしてその存在は、思わぬ場所からやって来ていたのでした・・・


01/10/6  [機械仕掛けの敵]

主人の命によりサベージ族に入り込み、彼らを煽動し、オークとブリタニアを襲わせたギルヘム。
しかしサベージは敗退し、そして彼自身、サベージへの愛着心と罪悪感を持ち始めていた。
もう彼は「主人」にとって、生かしておくべき存在ではなかった。
そして「主人」は、新たな計画を用意し始める・・・
BNN、戦いの報酬より)
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それは突然の事だった。
ブリタニアの各地に正体不明のモンスターと、謎の装置が現れたのである!
それは生きているようで生きていない、モンスターの様でそうではない存在だった。
巨大な硬い拳で、歴戦の戦士さえも気を失うほどの攻撃を繰り出す、鉄で出来た巨人。
それは作り出された人形「Golem(ゴーレム)」と呼ばれた。
全く新しい種類の敵の出現により、ブリタニアは新たな脅威を向かえる事になる。
また、ゴーレムの傍らには必ず謎の赤いローブを着たメイジの様な人物が控えていた。
「Controller(コントローラー)」と呼ばれる彼らは謎の紋章の書かれた不思議な力を持つ装備を着ており、その力によって魔法を放ち、ゴーレムと共にブリタニアを襲撃していた。
彼らの意図は不明だったが、その存在によりゴーレムが単独で動いている訳ではない事は明白だった。
また、彼らの側には必ず謎の装置が建てられていた。
彼らはこの「パワージェネレーター」と呼ばれる装置を中心として行動しており、それがゴーレムの制御なども行っていると思われた。
しかし、ブリタニアの戦士達がその破壊を試みようとしても、それは簡単な事ではなかった。

パワージェネレータにはコントロールパネルが付いており、それを正確に操作すれば装置の解除と破壊も可能だった。
しかしひとたび間違えば、激しい電流が流れ、大きな苦痛と共に感電により動けなくなってしまったのである!
不用意に触れた多くの冒険者が犠牲となり、彼らの侵攻は日増しに強くなっていった・・・
しかし一方で、彼らの技術の調査も始まった。

彼らの持っている宝石「Arcane Gem」に特殊な魔力が宿っている事を知った裁縫師達が、それを利用してコントローラー達の着ている特殊な装備の複製を作る事に成功する。
それは秘薬なしでの魔法使用を可能にするもので、その力を今度はブリタニアの冒険者達が活用し始める事になる。


01/10/6  [新世界]

いつ終るとも知れない外の世界へのトンネルを掘り続けるガーゴイル。
囚われの親族、奪われた都、奴隷となった仲間達、それを思い起こした彼はふいに立ち上がり、怒りにまかせ壁に拳を叩きつけた!
その瞬間、壁は唸る音と共に崩れ、眩しい陽光が注ぎ始めた。
ガーゴイルはその向こうに広がる忘れ去られた土地を前に、呆然と立ちすくみ、あまりにも多くの感情のため身動きする事が出来なかった・・・
BNN、最後の希望より)
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謎の敵の襲撃を受け続ける中、イルシェナーの地の片隅で謎のトンネルが発見される。
それは先日までなかったものであり、その周囲にはガーゴイルのツルハシが散乱していた。
興味を持った多くの冒険者はそのトンネルの向こうで、新たに広がる光景を見る。
草原があり、砂漠があり、荒地には溶岩が流れ、サベージが村を形成していた。
誰もが知らなかったイルシェナー中央部にある、新しい世界である。
その新たに発見された土地には様々な地形があり、広い草原ではサベージが狩猟や作物の採取で生活をしていた。
一方、荒地では奴隷となっているガーゴイルがコントローラー達に働かされている。
コントローラー達はゴーレムと共に土地の片隅にある黒いピラミッド型の建物を拠点とし、訪れた冒険者に襲いかかっていたが、建物はバリアによって封印されていた。
さらに大陸の一部には、白い大理石で作られた美しい街があったが、それはコントローラー達が占拠しており、冒険者にとって非常に危険な場所であった。
新しい土地の話は冒険家達を夢中にさせたが、その一方、それがコントローラーやゴーレムの本拠地である事も推測できた。
だが、まだブリタニアの戦士達には、彼らの侵攻を食い止める方法はわからなかった・・・


01/10/25  [脅威の拡大]

ブリタニアに続く機械兵器「ゴーレム」の脅威。
しかしブリタニアの冒険者達も、その脅威に対抗する手段を身に付けつつあった。
魔力を持たないゴーレムは「ブレードスピリッツ」の召還魔法に弱く、これを召還して戦わせる事により、なんとか優位に撃退できるようになった。
また、各所のパワージェネレーターも、鍵開けの技能を持つ者達がその技術を応用し、装置の回路の解析を行ったため、徐々に破壊されていった。
だが、その敵は「改造」され、再び冒険者の前に立ち塞がる。
ある日突然、ゴーレムはブレードスピリッツなどの召還魔法をディスペル(解呪)する機能を持ったのだ。
再びゴーレムに有効な攻撃手段はなくなり、ブリタニアの被害は拡大し始める。
さらにイルシェナーの新しい土地でも新たなモンスターが現れ、新土地の調査隊も大きな被害を受ける事になる。
強力なバトルアクスで攻撃する「ガーゴイル エンフォーサー」は屈強な戦士であり、また特定の魔法を反射し、召還魔法も効果はなく、ブリタニアに生息するガーゴイルとは明らかに異なる知能と戦闘力を持っていた。
さらに巨大な体躯を持つ「ガーゴイル デストロイヤー」も現れ、冒険者を襲い始める。
彼はエンフォーサーよりもさらに強力な力を持ち、煽動も効かず、遠くの敵に対しても手投げ斧を投げ付け、歴戦の勇士と言えどまともに渡り合う事は出来ないほどの強さを持っていた。
その強力なガーゴイルの出現に新土地への探索は困難になっていった。
しかしそんな中、新土地にてガーゴイルについて記録した日誌が発見される。
このガーゴイルの記録により、この世界の彼らが本来は邪悪な種族ではなく、コントローラーに洗脳され支配されている存在である事、そしてこの世界へのトンネルが援助を求めるために作られた最後の希望だった事が知られる事になる。

しかし、洗脳されたガーゴイル達を解放する手立ては見つからず、やはりまだ彼らを救う事は出来ないままだった・・・



01/10/25  [機械兵器、始動]

「クレット、これは何という言葉なんだ?」
松明の明かりに近付き、シャミノは尋ねた。
クレットは友人を見て、そして壁に視線を戻して言った。
「それには、”エクソダス”(Exodus)と書かれているんだ。」
BNN、血文字の伝言)
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イルシェナーの土地に新たな機械の敵が現れる。
「エクソダス オーバーシーア」(エクソダスの監査官)と呼ばれたそれは、奴隷となったガーゴイルのいる場所に出現し、そして侵入者を見つけると自動的に攻撃を加えていた。
そのスタイルはゴーレムよりさらに精巧で機械的であり、またこれまで見た事もないような特徴を備えていた。
硬い鉄の体を持ち、敵の攻撃を円形のバリアで防ぎ、バリアが機能しなくなった後も魔法を無効化する能力を備えていたのである。
さらに敵の魔法に対し、電撃のようなものも撃ち返した。
冒険者は再び、新たな機械の脅威に遭遇する事になる。
また、改造され強化されたゴーレムも、ブリタニアに激しい攻撃を加え続けていた。
そんな中、ブリタニアの戦士は戦いの中で、ゴーレムやオーバーシーアの残骸から紫色のクリスタルを発見し始める。
それはかつて、ゴーレムが機能しなくなった途端に破壊されていたものだった。
しかし度重なる改造のためか、その破壊システムが不完全となり、破壊されずに残ったままになるゴーレムが出始めたのである。
「このクリスタルが機械の敵の動力源であるに違いない」 と考えたブリタニアの細工師達は、すでに発見されていた「クロックワーク アッセンブリー」(機械集合体)と呼ばれるゴーレムの残骸と組み合わせ、足りない部品を補い、ついに自らの手でゴーレムを作り出す事に成功したのである!

すぐに細工師と、細工師からゴーレムを譲り受けた冒険者達は、ゴーレムを用いてゴーレムへの対抗を始める。
機械 対 機械という思わぬ展開となり、コントローラー達は徐々に追い詰められていく。
新しい兵器の登場によって、事態は急変していく事になるのである。
そして「パワークリスタル」がもたらされた事により、ついにブリタニア側の反撃が始まる事になる・・・


01/11/8  [Final 1、巨大装置建設]

「実際には、何をするのですか?」 シャミノが尋ねた。
「クレットと私は敵の居場所を特定する装置を作る予定じゃ。イルシェナーからの情報を総合すると、ピラミッド型の建造物が敵の潜伏場所へのある種の出入口なのではないかと思っている。それが発見されて以来、相当な量のエーテル=エネルギーを用いた呪文で封印されているのじゃ」
ニスタルはクリスタルを高く掲げた。彼の顔にやわらかな光の影が出来た。
「これのお陰で、エネルギーがどこからやってくるのか知る事が出来る」
BNN、到来より)
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王宮魔術師「ニスタル」は、パワークリスタルの研究によって、敵のエネルギー源の位置を特定する方法を編み出した。
しかしそれには巨大な装置を作る必要があり、そのための資材は簡単に集められるものではなかった。
そこでニスタルは、全ブリタニア市民に告知を出す。
「ブリタニアの民よ、エクソダスと戦うための装置の建設の資材提供を求む!」
必要とされた資材の量は、
インゴット10万個、シャドウインゴット 5万個、
クロックワーク アッセンブリー 250個、
パワークリスタル 100個、
ギア 5000個、宝石 5000個
という莫大な数だった。
しかしブリタニアの市民はこの危機を脱するため、こぞって資材を持ち合い建設に協力する。
多くの人達の支援によって、建設は急ピッチで進み、数時間後には巨大装置は完成した。
すぐに装置はブリタニア各地のエネルギーの流れを調査し、エクソダスのピラミッドを封印していると言うエーテルエネルギーの発生源の特定を始める。
戦いは次の段階へと移っていくのである。

01/11/9  [Final 2、エネルギータワー崩壊]

「あなた方がその装置の作成を終えたら、私は世界中を偵察して回りましょう」
シャミノが言った。
「魔法を収集している敵の正体が暴かれたなら、それを出来る限り早く発見し、破壊せねば」
BNN、到来より)
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建設された巨大装置によって敵の居場所が暴かれる!
城ではニスタルが冒険者達に向かって指令を出す。
「世界に存在する24の邪悪なエネルギータワーを一刻も早く破壊するのだ!」
装置の力によって、ブリタニア各地に隠されていたエクソダスのエネルギータワーがその姿を現す。
それは Trammel/Flucca の各所に点在しており、エクソダスのピラミッドにエネルギーを送っていた。

すぐに冒険者達は手分けをして捜索を開始、1つ1つそのタワーの位置を発見していく。
しかしその破壊に、冒険者達は手を煩わせる事になる。
強固なそのタワーを破壊するには、コントロールパネルで解除装置を作動させなければならなかったのだ。
それは、パワージェネレーターよりも遥かに難解なものだった。
その装置はパズルのようなものになっており、一番右の解除設定に中央のパネルを合わせれば良いのだが、複雑な規則性は多いに冒険者の頭を悩ませる事になる。
(このパズルの詳細は パズル詳細ページ を)
そして、冒険者がタワーの破壊に手間取っているうちに、エクソダスの軍勢はついにブリタニアの地への本格的な侵攻を開始した。
ブリタニア各所に、もはやパワージェネレーターのコントロールを必要としないゴーレムが出現し、さらに洗脳された強力なガーゴイル「ガーゴイル エンフォーサー」が出現、多くの市民が巻き添えとなる。
しかし戦いが激しくなる中、冒険者もタワーの操作パネルの規則性を解読し、一つ一つ破壊に成功していく。
数時間の捜索と調査の末、エクソダスのエネルギータワーは全壊、そしてピラミッドを覆っていた封印も、徐々に薄くなっていった・・・

01/11/10  [Final 3、解放]

「私には確信がある。彼ら、そして私は「エクソダス」が何であったとしても、それを食い止めて見せる。ただ望むとすれば、私が王の下に行ったとしても、彼らが私なしで戦い抜いてくれる事だ。」  Nystul
BNN、到来より)
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ついにエクソダスの邪悪なピラミッドの封印は解かれた!
ブリタニアの戦士達が最決戦の地へと足を踏み入れる。
そこは未知の機械で構成された、機械化ダンジョンだった!
エクソダスのダンジョンでの戦いは熾烈を極めた。
ゴーレムやコントローラー達の他に、洗脳された ガーゴイルエンフォーサー と ガーゴイルデストロイヤー、エクソダスオーバーシーアなどの超強力な軍勢が戦士達の前に立ち塞がる。

そしてさらに、「エクソダス ミニオン」と呼ばれる新たな機械兵器も出現。
強力な攻撃力と強固なボディ、対物理バリアと魔法抵抗を持ち、エネルギー弾も撃ち返す、これまでよりさらに強力な敵だった。
強大な力の前に、多くの戦士達が傷つき倒れていく。
しかし、大きな犠牲を払いつつも、ブリタニアの戦士達も協力し、戦いを続ける。

ダンジョンの深部にはバリアの張られた区画があったが、敵の減少により、そのバリアも1つずつ破られていった。

そして、強敵エクソダス ミニオンもその数を減らして行った頃、ついに最後のバリアが消滅、冒険者が最後のコントロールルームに殺到する。
そこはガーゴイルの街に点在する洗脳タワーの制御装置の部屋だったが、冒険者の操作によってついに燃え上がり、機能を停止。
ガーゴイルの街ではコントロールを解かれたガーゴイル達が街を奪還。
ついにエクソダスの軍勢は、この地での支配力をなくしたのである・・・

[ 終幕 ]

ガーゴイルの街の解放と共に、イベントは終わりを迎えました。
街ではニスタルが、ブリタニアとガーゴイルの勝利を叫んでいます。
「イルシェナーのガーゴイルの街は解放された」
「友人と盟友達の勇気ある行動に感謝する!」
「人間とガーゴイルは、共に歓喜の中にあるだろう!」

コントローラーとゴーレムはブリタニアから撤退し、再びブリタニアは元の状態に戻りました。
しかし現在もコントローラー達は、イルシェナーで今だその勢力を保っています。
エクソダスダンジョンもやはり健在で、イベント時と同様に非常に危険な場所です。
解放されたガーゴイルの街「Ver Lor Reg」では、ガーゴイルが平和な生活に戻っています。
彼らはブリタニアに出没するガーゴイルとは異なり、独自の文化と知識を持った種族で、邪悪なモンスターではありません。
ガーゴイルの街には一通りの店や施設が整っており、ガードにより治安も守られています。
(ただし、ガーゴイルのNPCはガードを呼ばないので、自分で Guards と叫んで下さい)
また、ブリタニアにはない「ガラス細工」と「石工」の技術を学ぶ事も出来ます。
新しい土地の概要、およびガーゴイルの街の全景は下記のページを、
Ilshenar 観光案内所、ガーゴイルエリア
新しい技術については職業訓練所の「Alchemy(錬金術)」と「Carpentry(大工)」、「Mining(採掘)」の項をご覧下さい。
職業訓練所 ガラス細工詳細  職業訓練所 石工詳細


しかし、「エクソダス」とは何者であったのか?
それは今だに明らかになっていません。
そしてその傍らにいる「彼」は、今何を考えているのでしょうか・・・
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彼はエクソダスのほうに振り向くと告げた。
「以前にも言ったと思うが、勝利が完全なものでない限り、私は満足することはない」

「あなたのブリタニアへの復讐は果たされるはず」
エクソダスは言った。
「しばらくの後には、全人類があなたをソーサリアの支配者、ロード・ブラックソーン(Lord Blackthorn)として知ることになるだろう」

ブラックソーンが振り向きその部屋を出るとき、彼は不敵な笑みを浮べずにはいられなかった・・・
BNN、真意より)

( ガーゴイル シナリオ での新登場モンスター )

名称 Controller(コントローラー)
耐久力
攻撃力
特殊能力 魔法(7th)
アイテム アーケインジェム
エクソダスの軍勢の構成員。
2D では赤NPC と見た目の違いはないが、3D ではマークの付いたローブに、ラインの入った赤白のマントや靴を装備している。
「Controller」というのは彼らの総称で、実際にはそれぞれに固有の名前が付いている。
強さはブリタニアの赤メイジと大差はなく、特に強敵と言う訳ではないが、魔法を使うためやはり注意が必要だろう。

名称 Golem(ゴーレム)
耐久力
攻撃力
特殊能力 バードスキル無効、ペット特攻、毒・麻痺無効、
オートディスペル、スタンパンチ、
ペットからのターゲット不可
アイテム アーケインジェム、クロックワークアセンブリ、
パワークリスタル、インゴット
エクソダス軍の主力の「マシンクリーチャー」(機械生物)。
イベント中に一度改造を受け、強化されている。
(上記の能力、および現在出現しているものはこの改造後のもの)
高い耐久力を持ち、攻撃も強く、機械なので毒や麻痺も効かない。
ただし、パラライズフィールドに引っかけた場合は動きを止める事は可能。
ブレードスピリッツなどの召還魔法もすぐにディスペルで消去する。
攻撃にはスタンパンチの効果があり、受けるとターゲットが外され、4秒間行動が出来なくなる。
戦士の場合はすぐに再ターゲットが必要。防御の薄いメイジの場合はとにかく接近しない様に気をつける必要がある。
ペットの場合、ペット側から攻撃をしかける事は出来ないが、向こうからターゲットしてきた場合は戦闘可能。弓による攻撃も比較的有効だ。

倒すとインゴットやギアを持っているが、50%程度の確立で クロックワークアッセンブリー(Clockwork assembly)を、5%程度の確立で パワークリスタルを所持している。
これらは全て、プレイヤーがゴーレムを作成する材料となる。
プレイヤー作成のゴーレムはペットの様に扱えるが、敵として出現するゴーレムとは特性が異なる。
詳しい作成条件や使用特性は職業訓練所の「ゴーレムの作成・使用詳細」を見て欲しい。

名称 Exodus Overseer
(エクソダス オーバーシーア)
耐久力
攻撃力
特殊能力 バードスキル無効、毒・麻痺無効、
撃ち返し弾、オートディスペル、
対物理バリア or 魔法無効化、
ペットからのターゲット不可
アイテム アーケインジェム、パワークリスタル、
クロックワークアッセンブリー、インゴット
エクソダス軍の2番目のマシンクリーチャー。
名前は「エクソダスの監査官」を意味する。
高い耐久力、攻撃力を持ち、ゴーレムと同様の機械特性(煽動や沈静化などのバードスキルを無効、毒や麻痺の無効化)を持つ。
オートディスペルにより召還系魔法もすぐに消去する。
最大の特徴はバリアを持っている事で、最初は対物理バリアを張っている。
この間、物理攻撃は一切効果がない。
一定の魔法攻撃を与えると黒煙を上げバリアは破壊されるが、本体は魔法攻撃に耐性を持つため、その後は魔法攻撃が無効化される。
また、魔法に対してエネルギー弾のような撃ち返し弾を放つ。
戦うなら、最初は魔法でバリアを破壊、バリア破壊後は物理攻撃で追い詰めると言う2段階の戦法が必要だ。

倒すと必ずパワークリスタルを持っており、クロックワークアッセンブリーも低確率で入手できる。

名称 Exodus Minion
(エクソダス ミニオン)
耐久力
攻撃力
特殊能力 バードスキル無効、毒・麻痺無効、
撃ち返し弾、オートディスペル、
対物理バリア or 魔法無効化、
魔法力放射、ペットからのターゲット不可
アイテム アーケインジェム、パワークリスタル、
クロックワークアッセンブリー、インゴット
エクソダス軍の3番目のマシンクリーチャー。
名前は「エクソダスの尖兵」を意味する。
高い耐久力、攻撃力を持ち、機械特性(毒・麻痺無効)とオートディスペル、対物理バリアとバリア破壊後の魔法無効化を持つ。
特性としてはオーバーシーアに似ているが、バリア破壊後に魔法攻撃を受けるとその魔法力を吸収、数秒後に周囲に放射し範囲攻撃を行う。

戦い方はオーバーシーアと同様に、まずは魔法でバリアを破壊、その後は物理攻撃で追い詰める形だろう。
所持アイテムもオーバーシーアに似ている。


名称 Exodus Minion
(エクソダス ミニオンロード)
耐久力
攻撃力
特殊能力 バードスキル無効、毒・麻痺無効、
撃ち返し弾、オートディスペル、
対物理バリア or 魔法無効化、
魔法力放射、ペットからのターゲット不可
アイテム アーケインジェム、パワークリスタル、
クロックワークアセンブリ、インゴット
エクソダス軍との最後の戦いで出現した強力なマシンクリーチャー。
ミニオンよりも一回り大きい。
最後の戦いのキーモンスターだけあって超強力で、ミニオンと同じような特性だが、それを遥かに上回る攻撃力と耐久力を持っていた。
ただ、最終決戦時にはフレイムストライクの魔法のみ物理バリア破壊後も有効だったため、魔術師でも対抗手段はあった。
現在、エクソダスダンジョンに出現しないため、通常時に出会う事はない。


名称 Enslaved Gargoyle(奴隷ガーゴイル)
耐久力
攻撃力
特殊能力 特になし
アイテム 特記するものはなし
コントローラーによって洗脳され、奴隷として酷使されているガーゴイル達。
彼らに施された洗脳は強力であり、解放する手段は倒すしか他にない。
特に表記すべき特徴は持っていないが、その存在自体が特徴かもしれない。


名称 Gargoyle Enforcer
(ガーゴイル エンフォーサー)
 耐久力
攻撃力
特殊能力 魔法(7th)、特定魔法を反射、
オートディスペル、スペシャルアタック
アイテム マジックのラージバトルアクス
コントローラーによって洗脳されている「使役ガーゴイル」。
コントローラーに利用されている、もしくは戦いを強要されている存在だ。
強力な力を持つ戦士であり、魔法も使用する。
手に持つ両手斧でソード系のスペシャルアタック「Concussion Blow」を繰り出し、相手の INT を 30秒間半減させる。
また、フレイムストライクなどの特定魔法を反射する能力も持つ。
使っている武器はマジックのラージバトルアクスであり、倒せば入手出来るが、もしそれが強力なアイテムだった場合、戦闘中それが自分に振り下ろされる事に注意すべきだろう。


名称 Gargoyle Destroyer
(ガーゴイル デストロイヤー)
 耐久力
攻撃力
特殊能力 魔法(7th)、特定魔法を反射、
オートディスペル、煽動無効化、
スペシャルアタック、斧投げ
アイテム マジックラージバトルアクス、マジックプレート
コントローラーによって「強化」された使役ガーゴイル。
最強クラスの強さを持つ強敵だ。
召還魔法は無効、スペシャルアタック「Concussion Blow」、フレイムストライクなど特定魔法反射などの特徴を持つ他、遠距離攻撃を受けるとそれに対して手投げ斧を投げつける攻撃も持つ。
もちろん攻撃力、耐久力もエンフォーサーより数段上だ。
倒せばマジックのバトルアクスとプレートメイルを入手出来るが、倒すのは容易な事ではないだろう。
現在はエクソダスダンジョンでコントローラーに操られている。

( パワージェネレーターについて )

エクソダスの軍勢の拠点の近くには「Power Generator」という装置が置かれていました。
現在はイルシェナーのエクソダスのピラミッド周辺に存在しています。

この Power Generator にはコントロールパネルがついており、その部分をダブルクリックすると下の図のようなパネルのウィンドウが開きます。
このパネルでは、右側の十字ボタンをクリックする事により、左の青マスを移動させていく事が出来ます。
正解のルートがあり、それを辿って右下の赤マスまで行けばこの Generator を破壊する事が可能です。
しかし、失敗すると感電して大きなダメージを受けるうえ、数秒間シビれて動けなくなってしまいます。
もし Lockpicking のスキルが高ければ、右下にこの様な表示(回路の調査)が出てきます。
このボタンを押すと次の正解のマスを教えてくれるので、これを頼りに進む事も出来ますが、この調査も失敗(感電)する場合があるのでご注意下さい。
(GM Lockpick でも失敗する場合はあります)
Power Generator での感電によるダメージはかなり大きいので、敵のいる状況で破壊に失敗する事は致命的となります。
十分に注意して下さい!
破壊に成功すると瓦礫(Shadow ore)と化し、複数の Arcane gem と ダイヤモンド を入手できます。Gem は自動的にバックパックに入ります。
入手できる Gem の量は、解除の際に移動したマスの量によります。

( 新追加アイテムリスト )

[ Arcane Gem、Arcane 装備]
コントローラーの装備している、模様のついたローブ、マント、手袋、ブーツ。
UO:TD で見ると、ラインや模様が入っているが 2D だと見た目は変わらない。
Arcane Gem から作成され、チャージを消費して秘薬なしで魔法を使用する事が出来る。
[ Golem ]
新アイテムというのとはちょっと違うが・・・
細工で作成され、ペットの様に戦わせる事が出来る。
魔法に抵抗を持つが、ダメージが主人にも影響するなど、変わった特性を持つ。

これら、このシナリオで新たに追加されたアイテムの詳細は、
「Treasure Hunter's Infomation」の「New Magic Item List 2」を参照して下さい。


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