« 安全ピンの代わりにマグネットシートやボタン型磁石を付けてみる | トップ | 選挙活動に使われる缶バッチ »

2008年10月12日

さび対策を考えてみる

2008年10月12日 15:16 | 解説、ニュース , テクニック

缶バッチはブリキで出来ている。作った時には痛快なまでの出来栄えで諸手を挙げて喜んでいても、いつの間にか「さび」が生じてしまい凹ませてくれることになりかねない。「水につけた記憶などないのに……」と不思議に思うだろうが、実は絵柄に使った「紙」そのものに問題がある。

紙はそれ自身が水分を含んでいる。印刷する際のインクにも当然水分がある。そして紙は「吸い取り紙」に代表されるように、水分を呼び込む性質がある。かくして原稿部分の紙から染み出た水分がフタの部分に浸透し、さびてしまうのだ。

これを防ぐには「缶バッチの絵柄の紙」と「缶バッチ本体部分(バッチ上パーツ)」との間に何かを挟みこみ、紙の水分が缶バッチ本体に浸透しないようにするしかない。一番簡単なのは缶バッチのパーツに含まれている「透明シート」を絵柄の上と下の両方に挟み込むこと。しかし元々「バッチパーツ上」「バッチパーツ下」「透明シート」「バッチパーツ安全ピン」で1つ分として用意されているので、1つのバッチで透明シートを2枚使ったのでは部品が足りなくなってしまう。

幸い「透明」「薄い」「耐水性」の3要素を備えていれば、あとは付属品の「テンプレート」で切り込むことで自前で作ることは出来るから、こちらも100均ショップなどで調達はできるだろう。あまり厚手なものを選ぶと缶バッチそのものの製作がうまくいかなくなる可能性もあるので、できるだけ薄いものをチョイスしよう。



フィルムシートはこちらからどうぞ

★携帯電話ではこちらから検索して下さい

フィルムシートはこちらからどうぞ(携帯検索用)

同一カテゴリー最新5記事

記事個別URL

記事個別URL:

ご意見やご要望がありましたら……

【掲示板】への書き込みか【管理人へのお問い合わせページ】からお願いします。

 
(C)JGNN.