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2008年07月19日

[精神面]鏡で自分を見る

2008年07月19日 15:38 | 手法(精神面) , ダイエット手法

大抵の人の家には全身鏡、それが無くとも少なくとも上半身を見られる鏡台や鏡が部屋のどこかにあるはずだ。だがダイエットをしたい人の多くが「自分の姿に嫌悪感を感じるから」という理由で、自分を見たいとは思わないだろう。

それでもダイエットを本気で考えるのなら、自分自身の姿を最低でも一日一度はじっくりと眺めて欲しい。これは自分の現状を再認識し、脳裏にやきつけ、ダイエットという自分を変える行動への意欲をかき立てるきっかけを作るために必要不可欠なアクションだ。

そしてできれば、ただ単に見るだけでなく、まず自分の今の姿をまざまざと見た後、「自分が理想的な体重、スタイルになったら、目の前の自分の姿はどう映るのだろう」と想像し、頭の中に思い浮かべて欲しい。自分の今の姿と、ダイエットに成功したら成り得る自分の姿。それを何度となく繰り返し頭の中に焼き付けることにより、一層自分がしなければならないことへの意欲がわいてくる。

この方法は「今の体格と将来なりうる体格を交互に頭に刻み込むことで頭の中を錯覚させ、ダイエット後の体格が本来の今の姿である」と思い込ませ、自然にそのための行動を自分から自然に起こさせるという効果もある。ひと言でたとえると、いわゆるイメージトレーニングの一環というわけだ。

はじめは自分の姿を長時間見続けること自体つらいことかもしれない。だが、自分が減量し、にこにこしながら鏡を見る姿を思い続けることで、その「快楽」を得るべく自然に身体が動くはずだ。そしてきっと、いつかは本当に、鏡を見る事が愉快なことになるに違いない。


[まとめ]
・自分の姿を鏡で見て、ダイエットに成功した時の姿を思い浮かべ、両者を頭の中で重ねてみる。


[自分の場合]
入退院を経て激減した自分の体重はさまざまな変化で実感することができたが、一番衝撃的だったのはやはり自宅の全身鏡で自分の姿を見たとき。顔のパーツは自分のものだし、手足も自分の意思の通りに動いているものが見える。だが、鏡に映っているのは別人。というより頭でっかちの宇宙人のようにすら見えた。冗談抜きで。これで髭でも生やしたら、南の島で時々見つかる日本兵みたいなもんかな、と自嘲したことも覚えている。

逆に、というか同時に、自分が太っていた時には「鏡を見たくない」という意志がどれだけ強かったことも思い起こされた。現実として自分は肥満体であることは認識しているものの、その認識を確実のものとしたくないという「逃げ」が、鏡を見ることを拒絶していたのである。当時はイメージトレーニングのことなど知らなかったが、もし知っていたら多少無理をしてでも見続け、本文にあるようなアクションを起こしていたことだろう。

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