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2008年07月19日

[精神面]誘惑に負けない強い自分の精神を

2008年07月19日 15:40 | 手法(精神面) , ダイエット手法

ダイエットに限らず何かを成し遂げようとする時、必ず障害となるのが、達成したいことに反する事柄への「誘惑」。お金をためたいのなら「一生懸命働いてお金を稼ぐのはサボりたい」とか、「節約しなきゃいけないのだけど、無駄遣いをしたいなあ」というのが良い例だ。

古臭い表現だが、何かを決断しようとする際、その人の頭には天使と悪魔が登場し、判断に対するさまざまな助言(苦笑)をしてくれる。お菓子を目の前にして天使が「その一口でこれまでの苦労が水の泡になっちゃうよ」と止めているのに、「一口くらい、一食くらい食べたって問題ないさ。次から頑張ればいいんだ」とまさに言葉通り悪魔のささやきが聞こえてくる。

これはまさに、自分の甘え、誘惑との挑戦である。強い意志を持って誘惑に打ち勝ち、甘えに対抗する精神力を持ちえてこそ、さまざまな試練を乗り越え、困難と思われる目標を達し、勝ち得ることができるのだ。のんべんだらりとして間食をし、ロクに運動もせず、怠惰な生活をして、なおかつ健康的にスリムになりたいなどというニーズにマッチした、万人に効く便利な手法やアイテムなど存在しない。

時々そういうキャッチコピーをつけた食品や商品を見かける。例えば「この薬を飲みながら食事をすれば、これまで通りの種類と量を維持しても楽々やせられます!」とか言ったコピーだ。誰しも一度や二度は聞いたことがあるだろう。だが、それがもし事実ならあっという間にその方法は世界中に広まり、地球を席巻しているはずだ。今のところそのようなものは見当たらないので、やはり「万能薬」的なものは無い、ということになる。

「食べたいのだから仕方ない」「こんなの面倒くさいじゃない」という甘えは、結局その場では得をしているようでも、長い目で見れば大きく損をしていることに他ならない。自分に厳しすぎて身体を壊すのも問題だが、今の世の中、自分に甘い人が多く、なおかつそれを「やって当然、やり得。甘えなきゃ損だ」という傾向があり、それを肯定するような雰囲気がある。「我慢など止めなさい」という考え方だ。

だが結局、損をする、後になって悔やむのは自分自身。そうなる前に、自分自身への「甘え」と向き合い、少しでも、だが確実に「誘惑に負けない」心を持つように精神を鍛えていこう。一朝一夕では無理だが、毎日心構えをしっかりと持っていれば、少しずつ、確実に変わっていくはずだ。


[まとめ]
・誘惑や自分の甘えと立ち向かう強い心を持つことこそが、ダイエットへの第一歩となる。


[自分の場合]
食事や水分などへの甘えに対する「我慢」は、自分の場合には「医者からの指導」「病気の再発への恐怖」など、具体的なストッパーがあったからこそ実現できたといえる。単に「ダイエットをしたいから」という理由だけで、それらのアクションが起こせたかとなると、正直自信がない。なぜなら過去においては減量に何度も失敗していたからだ。

とはいえ、その「失敗」を振り返ってみると、そこにはやはり何らかの「言い訳」「甘え」があった。その「甘え」とさよならするためには、単に「やせたい」というだけではなく、さまざまなストッパーを設ける必要があったに違いない。そのストッパーこそが、他の項目で述べている様々な理由付け(イメージトレーニングとか知識の会得)にあるのだろう。

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